これは長野県の山中で起きた話
彼女もいない大学生4人組のA、B、Cとそして俺が
弾丸で長野へ遊びに行こうとした時の話
ちょうどGWに入る前日だったので
日中に車で出ると高速も下道も混むだろうと言うことで
真夜中に出ることにした
これが間違いの始まりだったのかもしれない
集合したのは深夜の1時頃
Aの親のお下がりのオンボロなミニバンに荷物を積み込み
はしゃぎながら出発した
道中でコンビニの駐車場でカップラーメンなんかも食べて
The野郎だけの青春のような時間だった
お腹も膨れ、時間も時間で睡魔に襲われ
皆、会話も徐々に無くなっていった
長野との県境は山道でなんの景色の代わり映えもなければ、夜の風景は全くもって暇な物だった。
運転手のAが
「なぁ…ナビがさっきから止まってるんだ、このまま道なりに走ってけばいいのかな?」
助手席にいた俺はナビに目を移してみると
何故かさっきまで動いていた?ような気がしていたナビは道のカーブの途中で止まっていた。
俺「いつから止まってたんだ?さっきまで動いてた気がしたんだけど」
A「いやなんかナビ見たら止まっていたんだ、でもコンビニ出た時には動いてたと思うんだけど…」
車内はなんとも言えない雰囲気が流れた
後ろの席のBとCも
え、まじ怖くね笑
と言ったような感じだったが
まあ…ナビの不調かGPSの問題じゃね?と言ったような感じだった
ナビの不具合であれば1回エンジンを切って
かけ直し再起動でもかければ治るか?と俺が提案をして
どこか停車出来るところを探した
























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