「あっ、雪!」
「ねぇ、有紗、今日の授業中なんか変だってよね・・・本当は音楽室にあるはずの先生のレコードが準備室にあったし・・・」
「もしかして、音楽室に霊がいるとか。」
「・・・・・。」
「ごめん、嘘だよ。」
「その可能性はあると思う、だって授業中すっごい寒かったもん、
ねぇ、本当に霊がいるかどうか確かめる方法って知ってる?
まずは、部屋の真ん中に立って、手を叩く。手を叩いて響いたら霊は、いない、響けば霊がいる。」
「すご〜、やってみよう。みんな教室を出たよ。」
「やってみるね・・・」
パンッ!
「ねぇ、響かなかった?雪、わざと響くように叩いたでしょ。」
「普通に叩いたって!」
パンッ!
「ねぇ雪、あっちみて・・・」
「ん?どうした?」
『きゃぁぁぁぁぁ』
私達は急いで教室を出ました。
「雪、追いかけて来る?」
「ううん、追いかけてこないよ。・・・」
「雪・・・あっち見て・・・」
『きゃぁぁぁぁぁぁ』
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「手を叩いて響いたら霊は、いない、響けば霊がいる。」どっちなんだよ?