御代田町の隣、軽井沢町近くにかかる軽井沢大橋は、幽霊の噂が絶えない恐ろしい橋だ。
ハイsの高さは約90メートルもあり、毎年たくさんのひとが下を流れる信濃川(千曲川)に向かって
飛び降り自殺をはかるという。
あまりにも自殺者が多いので、現在は有刺鉄線付きの高いフェンスが張り巡らされ、
簡単に飛び降りられないようにしている。
そんな橋だ。幽霊の目撃例が多いのも当然のことなのかもしれない。
実は、この橋には、手前に「(橋の)真ん中で車を止めないでください」という看板がある。
なぜか。
ある時、この橋の評判を聞きつけた若者のグループが、肝試しに訪れた。
「おい、このへんで車をとめて、のぞいて見ようぜ」
と、若者たちが車を止めたのは、橋のちょうど真ん中。
若者たちは橋の下を覗き込んだり、写真を撮ったりして楽しんだ。
しばらく時間が経っただろうか。
「そろそろ帰ろう」と、車のエンジンをかけようとするが、かからない。
車は壊れていないはずだ。
するとグループの一人が悲鳴をあげた。
白い影が近寄ってくるのが見えたからだ。
そう、この橋、橋の真ん中で車のエンジンを切ると、この場所で死んだ者たちの霊が
寄ってくるのだという。
霊感の強い人がこの橋から帰ってお祓いをしたら、20人以上の自殺者の霊に憑かれていたと
いう話もある。
この橋の下だが、地元の警察や消防団によって年に数回、大掛かりな捜索がおこなられる。
生きた人間を捜すわけではない。
「死体」を探すためだ。
死体は橋の真下で発見されることはまれで、ほとんどは、橋の2〜3キロ下流で見つかる。























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