一旦落ち着こうと思いトイレに向かい、個室に入り鍵を掛けて便器に座り込む。
(一体アイツはなんだったんだ…なんで俺を…)
考えても分かるはずがないそんな考えが
頭をぐるぐると巡る。
それでも何とかようやく落ち着いた俺は、
何か飲み物でも買ってしばらくイートインコーナーで時間を潰すことしてトイレから出ようとした。
ガチャ
ドアを開いた目の前になぜかそいつが立っていた。
恐怖で固まって何も出来ずにいる俺にニヤニヤした顔でそいつは言った。
「見つけたァアア」
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