【続】お守りフィギュア
投稿者:今井 (2)
短編
2024/01/05
08:38
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先日『お守りフィギュア』を投稿した者です。
実はこのお話にはもう少し続きがあります。
そこまで書くと長くなりそうだったので一旦区切ったのですが、そんなに大したものではないなと思い直しました。
あの霊障以降は本当に何もありませんでした。
あの苦しく恐怖に慄いた日々を忘れ去っていた頃。
夢を見ました。
その夢は何で言うか心地の良い夢。
全体的に淡く青い空間に着物を着た若い女性が居ました。
こちらを見つめ微笑んでます。
凄く可愛らしい女の子。
なんて言うか日本美人。
お互いが見つめ合って暫くし目が覚めました。
ただその人に会うのは初めてではない気がしました。
寝起きのぼ〜っとした頭で先程まで見ていた夢をじっくりと思い出してました。
綺麗な黒髪を1束に纏め、細い目で優しく微笑んでた少女。
その夢を見た日から数ヶ月後。
仕事で交友がある知人と飲みに行く事になったのです。
その人は私より少し歳上の男性で、飲んでいると自分には少し見える力があるとの事。
いくつか体験談を聞いて、私にも怖い体験があった為全て真剣に聞いていました。
したら彼がこう言うのです。
「◯◯君(私)は羨ましいな〜。凄く可愛らしい若い守護霊さんに守られてて」
へぇー。そうなんですかー?
なんて返してそのまま飲み会を終え、出張先のビジネスホテルに帰りました。
この話は怖かったですか?
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ほんと、羨ましいです。
投稿者です。
コメントありがとうございます。
実はその後談でそれ程良くはないんですよ。
守って貰えるのは感謝ですけど。
フィギュアに守られているとは凄い!