目を開けると…そこには…
投稿者:マグナムB (2)
これは私がまだ子供だった時の怖い体験です。
当時の私は、家族全員で横に並んで寝ておりました。私の左隣には兄弟が、右隣には父が寝ていました。
そんな私は、昔からよく金縛りにあっていました。今は昔ほどではありませんが、昔は金縛りにあう頻度は多かったです。
金縛りは、身体が疲れているとよく起こると聞いたことがありましたが、その恐怖体験をしてからは疲れているからという理由は信じられなくなりました。
それでは、その恐怖体験をお話したいと思います。
その日もいつもと変わらず家族全員で寝床につき就寝しました。
そして、金縛りが始まりました。金縛りは軽い時もあれば強い時もあり、その時は強いタイプの金縛りで息苦しかったことを覚えています。なかなか終わらない金縛りに段々と辛く不安になった私は、いつものように声を出して家族に助けを求めようと声を出すことにしました。
けれど、なかなか声を出すことができず、「た‥けて、お‥と、さん(助けてお父さん)」と上手く助けを求めることができません。
目も上手く開けることができずに居ましたが、数分後何とか開けることができたのですが、何と目の前にはお年寄りの人が私のお腹に乗っていたのです。
実は何だか身体が重いなと感じていたのですが、まさか人がいるとは…。
怖くて怖くてひたすら父に助けを求めようと頑張って声を出してみるものの、やはり上手く出せず…。
そんな時、そのお年寄りの人の手が私の首に伸びてきたのです。
心の中で「ヤバい!苦しい!」と思った時、ついにやっとのことで金縛りから解放された瞬間がきて、すぐに父に助けを求めました。
父はすぐに起きて私を助けてくれましたが、起きたと同時にお年寄りは居なくなっていました。
あのまま声を出せずにいたら私はどうなっていたのでしょうか。
これが私が子供の時に体験した怖い話です。
※コメントは承認制のため反映まで時間がかかる場合があります。