子供の時の怖い話
投稿者:矜田 (1)
短編
2023/01/28
20:08
544view
この話は私が小学生の時に体験した話です。
当時の自分の部屋は階段を登ってすぐの部屋で、2階に家族が来たら全員が自分の部屋を通らないと他の部屋にいけない通り道の部屋でした。
ある日の夜、いつもと変わらずベットに入って寝ていると誰かが自分の部屋を通って階段の電気をつけ、降りていく気配を感じました。この時うっすらみたのが階段のスイッチを押す女性の腕でした。
その時間が夜の11時頃で母親がいつも風呂に入る時間だった為「ああ、風呂に入りに行ったのか」と思い気にせず目を瞑りました。しかし、その数分後また誰かが自分の部屋を通り階段に行くのが見えたので「あれ?」と思い目を開けて見てみたところ母親が歩いていきました。
家族は両親と姉、祖父母の6人家族でしたが祖母は1階に住んでおり、膝が悪いため階段を登ることは無い、姉は隣の部屋で寝ていたので違う、そうなると誰なんだろう、、
と考えれば考えるほど怖くなり見にも行けずに布団を被ってなんとか寝ようとしました。
しかし部屋が通り道、布団から顔を出すと階段が見える為、怖さの余り寝付けずにいました。
しばらくして母親が風呂から上がり2階に来ました。そこで母親から「さっき私風呂入る前階段の上から見てたけど何?」と一言。
この体験は20年近く経った今でも忘れられない体験です。
前のページ
1/1
この話は怖かったですか?
怖いに投票する 3票
※コメントは承認制のため反映まで時間がかかる場合があります。