カラスの踏み台にされた妻
投稿者:Noon (1)
かれこれ20年以上も前の話ですが、不思議というべきか奇妙というべきか、我が家で今の語り継がれている話です。
妻がまだ30歳になったばかりのとある日に自転車で外出しました。
早朝というよりは日が十分に上った午前9時頃に近所の道路を疾走していると、カラスが妻の頭の上にとまったのです。
ボーっと立っていて、その頭にカラスがとまったというのであれば、そのようなことがあるかも知れないと思うのですが、一生懸命に自転車をこいでいる妻の頭にカラスのような野鳥が停まるということがあり得るのだろうかというのが、妻から聞いた時の私の率直な感想でした。
しかし、妻は真顔でそう断言しますし、その時の状況をつぶさに説明してくれました。正確にはカラスが頭にとまったというよりは、妻の頭を踏み台にしたというのがより正しい状況のようです。
一方向に自転車で直進している妻に対して、カラスは後方から妻の頭めがけて飛来し、一瞬妻の頭を足でつかんだかと思うと、次の瞬間には妻の前方に飛び去ったというのです。カラスはジャンプするための踏み台代わりに妻の頭を利用したということのようです。
妻の間隔としては、いきなり頭に重さを感じ、次の瞬間に痛さを感じたかと思うと、さらなる重さを感じたそうです。一瞬の出来事ではありますが、妻の記憶としては、この一連の感覚がスローモーションのようにゆっくりと起こった現象に思えたそうです。
カラスがなぜ移動する妻の頭を踏み台として利用することを思いついたのか……。カラスにとって妻の頭を踏み台として利用することにどのようなメリットがあったのか。我が家では、この不可解な出来事を何十年もの長きにわたり、思い出してはその理由をいろいろと語り合っているのですが、きっとこれが原因だよね、と言える理由に至っておりません。
動物行動学的にカラスには移動物体を踏み台に利用する習性があるのでしょうか?何方かカラスの生態に詳しい方に、このカラスの不可解な所業の理由を説明して戴きたく思う次第です。
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自分も経験あるよ、普通にカラスに襲われただけ。
子育て中の巣の近くを通ったとか、運が悪いのか何かしらで数回襲われたことがあるから分かる。
歩いてても(走って逃げても)ヒュッと飛んできて頭を狙って来る。襲っているので力も強く、グワッとくるから考え様によっては踏み台になるのかもね。調べたら分かるよ