亡くなったおばあちゃんのエピソードです。
私が小学校4年生の頃、おばあちゃんが入院していました。
週末のたびに、家族でお見舞いへ行って
入院しているおばあちゃんとお話をしたり、
「お菓子食べなさい。持っていきなさい」と言ってくれて
よくお菓子をもらっていたのも覚えています。
ある日の日曜日のこと、
いつもと同じように
午後に家族でおばあちゃんの病院へ行き、
帰って来て晩御飯を食べた後、テレビを見ていました。
そのときに、父がテレビの前で
ストレッチをしている途中だったのか?
土下座のように前かがみで手を伸ばした体制になって、
5分くらい動いていませんでした。
ストレッチ中に寝ちゃったのか、そのポーズでただ体を伸ばしているだけなのか、
その時は、家族の誰も気にも止めていませんでした。
でもあまりにも変な体勢で止まっているので、
「お父さん!なんでそんな体勢で寝ているの?」と話しかけたら、
お父さんは「・・・おう!」と反応して、起き上がりました。
その翌日です。
お母さんがひとりでおばあちゃんの病院へ行ったときに、
「きのう、のりあき(お父さんの名前)きたよ。」と、
おばあちゃんが言うのです。
「え・・・?どういうこと・・・?!」とお母さんが聞くと、
「夜20時頃に、足元にきたよ。心配そうな顔してた」と、おばあちゃん。
夜20時頃って・・・
え、あのポーズをして止まってた時間じゃない・・・?!
まさか、お父さん、幽体離脱しておばあちゃんの病院へ行ってたんじゃない?
という話になりました。























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