息子の話
投稿者:あおちゃん (5)
今年4歳になった息子の話。
前回投稿させてもらった、我が家にいた(であろう)子供たちは、お祓いのおかげか、息子の成長によるものなのか、すっかり登場することはなくなった。
あの時はちょっと怖かったなー…なんて、今では不思議な思い出になった。
春、新しい幼稚園の生活が始まり、慣れないせいか少し吐いてしまう日が何日かあったが、息子本人は「行きたい」と言い、小さいながらも頑張る姿が愛おしかった。
時々「行きたくない!」と駄々をこねてしまう日もあるが、そういう時は「1回幼稚園に行ってみよう!それで、どうしてもダメだって時には、ママに電話して!先生にもそう言っておくね!」と何度か胡麻化した。
夕方お迎えに行くと、元気いっぱいに出てきた。どうやら楽しく過ごせたらしい。
先生にさようならの挨拶をし、車に乗り込む。「どうだった?」と聞くと、お友だちと遊んだこと、先生と遊んだこと、工作したこと、お休みしたお友だちなど、特盛で教えてくれて安心した。
「○○ちゃんえらいね!ママ電話くるかなーって思ってたけど、幼稚園楽しかったみたいで安心した!」
『○○ちゃんえらい?がんばったの!ママに電話しなくても大丈夫だった!』
「えらいえらい!○○ちゃんお利口さん!ママ大好き!可愛い!」
「○○ちゃん、ママのとこ来てくれてありがとうね」
『?』
「ママのお腹にきてくれて、ありがとうねー」
『○○ちゃん小さい時、ママもう一人子供いたよね!』
「どゆこと?」
『○○ちゃん赤ちゃんとき(彼曰く2歳も3歳も過去は赤ちゃん)、もう一人子供いたよね!』
『お兄ちゃんいたでしょ?』
「(あ、あの視えてたやつのこと?)」
「○○ちゃん家にいたお兄ちゃん?』
『そう!』
「もうお兄ちゃんお家にいないの?』
『いないよ!お兄ちゃんはママの会社に行った!』
「え?」
『ママの会社にお酒あるお部屋あるでしょ。そこにいるよ!』
「???え、ママの会社?お酒のお部屋にいるの?」
『うん!おっきいタンクにお酒あるでしょ!そこの部屋!』
『部屋の中に隙間があるでしょ?そこの中。真っ暗だけどそこにいるよ』
『今もそこにいる!もう死んでるけどね、お兄ちゃんはそこにいるよー』
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