私の電話に勝手に出る女の謎
投稿者:ARMS (1)
だいぶ前に付き合っていた元カノの話です。
便宜上、彼女の名前をA子とします。
A子は、いわゆるかまってちゃん気質で、日常のちょっとした嫌な事なんかを、ブログに書いては、似たようなタイプの人からの共感を得ることが好きでした。
私と別れた後も、いかに自分が可哀想なのかをアピールする記事を書いていたのを覚えています。
その記事に対して「A子さんは、ぜんぜん悪くないよ!」「元カレは酷いやつだね!」みたいなコメントが何件かあったように思います。
別れて数か月が経過した頃、ブラウザのお気に入りを整理していて、ふとA子のブログへのブックマークを見つけました。
今更未練はありませんでしたが、削除する前に一度ぐらい見てみようと思い彼女のブログにアクセスしました。
どうやら、最近はブログの更新を行っていないらしく、最新の記事がその日から数週間前のものでした。
目を通してみると、今付き合っている彼氏とちょっとしたことで口論になり、私の携帯電話に連絡したという記事でした。
電話を掛けたら、女性の声で「○○(私の名前)はいません」と切られてしまったという内容なのです。
私は首を傾げました。
私の携帯電話に、A子からの着信履歴などなかったからです。
加えて、当時の私は一人暮らしだったので、誰かが代わりに電話に出るということはあり得ません。
単に彼女が連絡先を間違い、繋がった先が、たまたま同名の別人だっただけなのではないかと思いましたが、記事を読み進めていくと、どうもそうでは無いようでした。
もう一度掛けたところ、今度は最初とは別の女性の声で「○○はいません」と言われ、切られてしまいました。
A子は意地にでもなっていたのか、三度私に電話を掛けたらしいのですが、一度目二度目とはまた別の女性の声で「○○はいません」と言われて切られてしまいました。
そのあたりで止めておけばいいものを、A子は四度目の電話を試みました。
四度目の電話に出た相手も、それまでとは全く別の声でした。
相手は、老婆のようなしゃがれた声で、「おい」とだけ言ったそうです。
今度は、A子のほうから電話を切り、いくら自分と話をしたくないからと言って、こんな質の悪い悪戯をする○○は最低だ、という一文で記事は終わっていました。
A子が、何を思って、元カレである私に電話を掛けようとしたのかはわかりませんが、いったい、彼女は誰に電話をして、誰と会話をしていたのでしょうか。
彼女のブログが、それ以降、全く更新されなくなったことと何か関係があるのでしょうか。
ちなみに、それ以降、私の身に何かがおこったりということはありません。
女性に縁が無いこと以外、平穏無事な生活を送っています。
A子の虚偽という可能性
思い込みの激しい人なら、間違った電話番号を主さんのものと思い込んでいる可能性も。
この世の人ではない4人の女性が結託し私さんを守っていると考えたら、それ最強ですね!(でも女性運は確かに悪そう…)
↑投稿者を何者かが守ろうとしてるって解釈いいね