お母さんの霊感エピソード
投稿者:chinatsu (2)
これは、私が高校生の時の話です。
私のお母さんは霊感があって、小さい頃は幽霊がいると噂されているところの近くを車で通っただけで泣いていたくらい霊感が強かったらしいです。
私と弟を産んだ後はあまり霊感は強くなくなってきたらしいのですが、小学生の時に幽体離脱したことがある、昔飼っていた白い猫がいる、家に小人が3匹いるとよく話を聞いており、お母さんの会社に膝を抱えた幽霊がいる、トラックの荷台に幽霊がいるという場所に会社の人を連れてって遊んでいたらしいです。
ちなみに、その幽霊と会社の人を重ねていた話を軽くすると、お母さんが一人会社の人を呼ぶ、幽霊のいるところに立たせる、会社の人は「なんかここ寒くないですか?」と騒ぐ、お母さんがネタ晴らしする、という一連の流れを何回かしていたらしいです。
よく出てくる人物はいつも一緒で、学習しないのかなと思っていました。
この話を聞いていた時はこの親いい歳して何やっているんだろうなと笑っていたのですが、私にもその当時怖いことがありました。
例として1つ挙げると、お母さんと朝日を見に少し遠くの海に遊びに行きました。
そこでお母さんとツーショットを撮ったのですが、明らかにおかしい線があり、お母さんに聞くと「また写っちゃったか」っていうんです。なんとその線はオーブだったらしく、しかも一般的に見る白色ではなく、赤色だったのです。
赤色のオーブは攻撃性があるらしく、写真をそのまま残しておくと場合によって事故や怪我をさせてくる可能性があるらしいです。
私たちはその写真は消して、もう一回撮り、なんともなかったのですが、初めてオーブをしっかりと見たので驚きました。
さて、ここからは本題です。
そんなお母さんとファミレスで朝食バイキングを食べていた時に起こりました。
私とお母さんが普通に食べていると、私の後ろを通った人が過ぎた瞬間にお母さんが「さっき通った人幽霊に首絞められている。」って言ったんです。
流石にゾッとしました。
お母さんも鳥肌が凄くて、あの人何やったんだろうと言っていました。
相手は男性で、幽霊は女性だったらしいです。
幽霊は物凄く力をかけて首を絞めていたらしくて、お母さんは苦しくないのだろうか、あんなに憎悪があるってことはお金か浮気とかかなと言っていました。
しばらく私たちはまたご飯を食べていた時にお母さんはわかったといったのです。
どうやら聞き耳を立ててたらしく、内容は想像通りお金の話でした。
ここからは憶測ですが、その男性は幽霊の女性からお金を借りてたらしく、幽霊は生死を彷徨っている状態で、男性は早くあの女くたばんないかなと実際に言っていたらしいです。
幽霊は生霊だったらしく、ずっと「かえせ、かえせ」と言って首を絞めていたらしいです。
生霊には初めて会ったので流石に怖かったし、お母さんもお金が絡むと怖いねと話していました。
あれから何年も経ちますが、今でも忘れられない出来事で、お金の貸し借りは厳重にしようと思った出来事でした。
追加で幽霊にまつわる不思議な話をすると、私の家は1回火事で失くしています。
先ほど話していた小人達なのですが、お母さん曰く火事がある数日前から見なかったと言っていました。
当時は家でお母さんが家出すると担架を切るほどの大喧嘩をしていたのですが、その大喧嘩の時に家が火事になったのです。
ちなみにその小人達はお母さんが小学生の時に幽体離脱してしまい体に戻れないと騒いでいた時に声をかけていたらしいのですが、何も喋らず無反応だったらしいです。
見たことない存在ですが、あの小人は家の守り主だったかもしれないです。
そんな私達ですが、2つ他にはないであろう能力みたいなのがあります。
1つは純粋にその近くにいるだけなのかもしれませんが、迷子になるとほぼ必ず鳥居のある神社、祠、お墓にたどり着きます。
前に聞いた話では弟と迷子になって千と千尋の神隠しみたいな道を通って、小さい神社にたどり着いたらしいです。
狐につままれたとも言っていました。
私が実際にいた時はお墓にたどり着いて、そこから狭い道を進むと、牛を飼っているお家に着きました。
あの時は真っ暗な道でいつも車で走っていた場所でもあったのですが、曲がるところを間違えたらしく、そこまで行きました。
忘れもしないです。隣を向いたら牛が何かを食べているところ。
ちなみに、その道はもうどこにあるかはわからないです。
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