死ぬ前に見えるもの
投稿者:maaya (1)
私は「年齢も年齢だからな、少し痴呆症がでているかもよ、念のため病院に相談してみたら?」とその後母は病院に痴呆症の検査を受けに祖母を連れて行ったのですが、病院では全く問題がないと言われたそうです。
しかしその後も「部屋の中に見たことがない虫がいるそれを捕まえて研究しないといけないから、虫を入れるために瓶を持ってきて!早く!」「お風呂から水があふれてきてこの部屋まで来ているから早く逃げないと、早く水を止めないと!」「部屋の中を兵隊さんが歩いている、小さい兵隊さんが歩き回っている、どこにいくのかしら?」と日に日にひどくなっていきました。
私も心配になり長期の休みの時に子供たちを連れて祖母に会いに行くと「よくきたね、みんな大きくなって!」と私たちの顔を忘れている感じはなく記憶もしっかりしている様子でした。
でも、何かが祖母の目には見えているようでなんでみえないの?とよく母は言われたいたそうです。
それから、2か月後とうとう体調を崩した祖母は、入院しました。
医者からはそろそろ覚悟をしてくださいと言われました。
親族が集まるなか「ねぇ、見える骨壺がぐるぐるしてきている。これってお迎えね、昔あなたが話てくれた人たちはみんなこれをみていたのかね?寂しいけどしょうがないのね、また会いたいね」と言うと目を閉じて大きな息をして体が大きく沈むとそのまま祖母は、なくなりました。苦しむ様子はなく静かに。
何回も骨壺の話しを聞いた母が言うには骨壺は、死の象徴でそれが死神だったり何かしらの迎えが来るのかもしれないね。
死ぬときは、みんな1人だから寂しくないようにお迎えがくるのかもね。「私が死ぬときにも何かみるのかね?」といっていました。
私も死ぬときは骨壺をみるのかな?と時々人がなくなるってなんだのだろう?と考えてしまいます。
不思議な話が好きな私は、死ぬ間際に死神を見る人の話しはよく聞くのですが骨壺を見た話を聞いたのは、母からだけなので何か私たちの家系に関係しているのかな?と色々考えるときがあります。
骨壺ってそれほど見る機会がないものが見えるのには理由があるんでしょうか。
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