実際にはそんなに頭に過ぎっていない。
こういう理由や背景があって（？）が頭に浮かんだ一瞬のこと。
その瞬間違和感を感じたのは、知り合いに挨拶するにしては遠い距離。目視で確認できるとしてもまだ10ｍ以上離れている。
そして店主の会釈に合わせて同時に喉を鳴らした鳥。
クルクルクー
オウムってそういう鳴き方？？
鳩みたいに喉鳴らすんだ…？
条件反射のようにこちらも会釈をしようと頭を下げかけたとき、その和やかな風景が一転した。
クルクルクー
と鳴き続ける鳥。
それに合わせて会釈を繰り返す爺。
何度も何度も。
目だけはこちらを覗き込むように固定したままで。
（えっ？えっ？なになに？）
まるで何かを啄む鳩のように
クルクルクー クルクルクー クルクルクー
上下する頭と覗き込むような虚ろな目。
それでも状況が飲み込めず足だけは爺方向に向かっていく。
徐々に距離が縮まり状況が見えてくる。
そこで気付いた。
オウムは最初から爺と反対方向を向いている。
喉どころかピクリとも動かない。
クルクルクー は爺から鳴ってる
こちらを覗き込み繰り返し頭を上下しながら
クルクルクー クルクルクー
口で言ってるんじゃない。口は動いてない。
クルクルクー クルクルクー
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読んでて面白かったです。
ご意見大変参考になりました。
どんな感じなのかなと、体験談を書き始めてみましたが、ご意見を参考にここからもう少しずつ怖い話書いてみようと思います。 黄桜
公園で喫茶店の店主がオウムの剥製か生体かと一緒に座って、鳩の鳴き真似してたのかな？
オウムとかインコは声帯模写できるからオウムの鳴き真似だと思うよ！何が怖かったのかわからないけど！
そうゆうところを怖がる話なのかな？