自宅で起きる不可解な怪奇現象
投稿者:茉桜 (2)
短編
2022/01/06
04:55
946view
今思えば私の家では小さいころよく変なものを感じることが多かったです。
小学生低学年の頃、一人で家に帰ると誰もいないのに、家から物音がするのを感じていました。
私の家は二階建ての一軒家なのですが、とくに二階部分から物音がするのを感じていました。
私には兄弟がおり、兄と弟でそれぞれ二個ずつ離れているのですが、その兄弟も家に帰ると物音がしていたといいます。
なので、怖くて家の中に入れないので、誰か、兄弟が帰ってくるのを待つのが日常でした。
家では二階で寝ているので、夜、一階に降りるのが怖く、トイレも先に済ませておくのが当たり前でした。
ある日、深夜、トイレに行きたくなり、一階に降りなければならないことがありました。
恐る恐る一階におりて、トイレをすますと、階段を駆け上がる時に、トイレの近くにある風呂のある方を見ると、そこのドアからこちらを覗く、女の子が見えて、一気に駆け上がりました。
それからというもの二階に上がる時は風呂の方を見ないようにしています。
ほかにも夢で、仏壇がある部屋にいる知らない女の子に腕を引っ張られたり、布団の隙間から骸骨のようなものが見えたりなど不可解なことが多かったです。
それが思い込みなのか、実際にこの世のものではないものが家に住み着いていたのか、今ではわかりません。
前のページ
1/1
この話は怖かったですか?
怖いに投票する 8票
※コメントは承認制のため反映まで時間がかかる場合があります。