祖母の不思議な体験談
投稿者:一瀬 (3)
5年ほど前にあった少し不思議な話です。
祖母が突然倒れ、祖父がその旨を電話をしてきたので、私たち家族は大急ぎで駆けつけました。
すぐに救急車を呼びましたが、救急隊員の質問に答えるのもやっとという程意識が弱かったです。
結局、心電図に異常が見つかり、そのまま入院、心臓ペースメーカーを埋めるオペを受けて現在も生活しています。
その入院中に起きた不思議な出来事なのですが、お見舞いに行くと祖母が「夜中にお兄ちゃん(孫息子)がベッドに来た」、「幼稚園の私(孫娘)が枕元に立っていた」など不思議な話をしだしました。
孫息子は遠方に住んでいるので、実際にすぐには駆けつけられないのですが、それは夜中に点滴の交換に来た男性看護師ではないかとその時は家族内で笑い話で済みました。
しかし、アラサーの孫娘が幼稚園時代の姿で枕元に立っていたという事に関しては説明がつきません。
祖母は倒れてから少しだけ意識があり、そのあとアザが出来る程心臓マッサージを受けているので、本人も死をさ迷い三途の川を渡りかけたため、意外にも夫である祖父や自分の娘(私の母)ではなく、孫息子や幼稚園生の孫娘が出て来たのだろうと思います。
一番心配を掛けているから最後に私の姿が出て来たのか、半分死の世界を見た祖母にしか分からない世界観です。
また、祖母が倒れたと電話が掛かって来た日が4月1日のエイプリルフールだったので、今ではあのようなドッキリは最初で最後にして欲しいと家族で思い出話をしています。
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