軽い気持ちで心霊スポットへ行った結果
投稿者:ボルシチ (4)
これは私が大学生の頃に体験した話です。
大学二年生の夏休み、私は部活終わりに友人の家で私を含め3人で遊んでいました。夕飯を済ませてゲームをし、いつもと変わらない楽しい時間を過ごしていました。
気付くと時間は0時を周っていました。朝まで遊ぶかと友人に言われ、いつものノリでゲームを再開するかと思いましたが、
友人の1人が、「心霊スポットいってみない?」と誘ってきました。
私も面白そうと賛成し、すぐにスマホで検索すると友人の家から1時間程の場所に、ある心霊スポットがありました。
すぐに友人と車に乗って近くの心霊スポットに向かいました。
そこは、住宅地から少し離れた場所にある古い神社でした。特に整備がされておらず草が生い茂り、まさに廃神社のようでした。
街灯など無く、スマホのライトでまわりを照らし恐る恐る進んでいました。
鳥居を抜けるとその先は上りの石階段がありました。
季節は夏なのに妙に肌寒く、友人は面白半分な気持ちで私をびっくりさせたりして怖さなどあるように見えませんでしたが、もう1人はずっと「この先やばいって。」「まじで行かない方がいい」と何度も言っていました。
しかし、ここにノリで来た以上、階段を登って神社を見る以外考えてもおらず、結局その先へ進むことになりました。石階段を登りきり神社が見えて来ました。木材や草木が散りばめられた感じで神様を祀っている場所とは微塵も感じませんでした。
私もあまりの気持ち悪い雰囲気にすぐに帰りたくなり、神社の奥までは行かず、友人と車まで引き返しました。
結局、幽霊は見えないままただ恐怖とスリルを味わうだけかと思いましたが、
次の日、部活の試合で、ノリの良い友人が家から試合グラウンドまでバイクで向かっていた所、乗用車と事故を起こし足の骨を折る重傷に見舞われたのです。
命に別条は無かったものの、私はすぐにあの心霊スポットが頭を過り、面白半分で私や友人をからかった時を思い出しました。
何の因果関係がわかりませんでしたが、心霊スポットへ行った次の日に友人が事故に遭う。という不思議な体験でした。軽い気持ちで心霊スポットへ行かないほうがいいのかもしれません。
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