何気ない近所の神社の怖い一面
投稿者:ヌコサク (1)
昔住んでいた場所から歩いて数分の場所に、少し小さい神社があり、近所の人は天気の良い日などによく散歩に訪れていました。
その神社では特別なオカルト話や怖いエピソードなども聞いたことがありませんでした。
私も普段から子供と一緒に日中は散歩に訪れていた場所だったので、怖い場所というイメージは全くなかったのです。
しかし何気なく深夜にジョギングに訪れました時、昼間の神社の雰囲気とは違い、明かりもなくすごく静かだったので、背筋に冷たいものを感じました。
ただジョギングをしている最中であり、少しぐらいゾワッとしても涼しくなって良いだろうと考えて、そのまま神社の中を走ることにしました。
それまでは風もほとんど感じない程度の天気だったのですが、神社を走っているときに急に風が強くなり、木々が大きな音を立てて枝をしならせ始めました。
神社の境内の場所の近くに行くと、あるはずのない明かりが奥の方から漏れていました。
急にすごく怖くなりましたが、明かりの正体が気になってしまったので、ゆっくりと境内の中を覗き込みましたが、すぐにその明かりは消えてしまいました。
私は怖くなり、すぐに急いで神社の敷地の外まで駆け出していきました。
不思議なことに敷地の外に出た瞬間にそれまでかなり強く吹いていた風が止みました。
すぐにダッシュで帰宅し、怖くなってなんとなく塩を撒いておきました。その後特に変わったことも起きることがありませんでした。
その後、夜にその神社に行くことはありませんでしたが、日中に行ったときには特に変わったところはありませんでした。
変わった噂がある神社でもなく、他人に話しても信じてもらえなそうな話だったので、特に家族や友達には話していません。
夜は神様も寝ていると言いますし、普通の神社でも怖い一面があるのかもしれません。
とにかく夜の神社には近寄らないほうがよさそうです。
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