祝日だったので学校(看護系)もなく、ベッドでゴロゴロしてました。13時頃にカレーを食べて、歯を磨いてまたゴロゴロするためにベッドに寝転がりました。しばらくスマホをいじって、だんだん眠くなってきたので少しお昼寝でもしようと寝ました。夢を見ていた気がしますが、何を見ていたかあんまり覚えていませんが、夢の中に首吊り用の紐が出てきた気がします。それから少し目が覚めて、夢と現実の境、微睡みに意識が漂っている時でした。
グッ、と首に何かが食い込む感覚と共に息が出来なくなりました。そしてキーン、という音と共に動かなくなる身体。金縛りになりました。
時たまに金縛りはあるので「またか」という感覚でいましたが、首を絞められるのは初めてなのでどうにか金縛りを解こうと藻掻いていましたがそんなことでは解けません。
その時、自分は右向きで寝ていたんですけど、自分の左腕が勝手に動いている感覚が伝わってきました。グイグイと引っ張られるように左腕が無理やり動かされているような感覚。
金縛り中は身体は動かなくても目だけは動くのでまぶたを開けて左腕があるであろう場所を見ました。そしたら自分の左腕は見えなかったですが、黒いモヤのようなものが見えました。ちょうど左腕があるであろうところに、ちょうど人の手くらいの大きさのモヤがありました。
その瞬間、頭の中に浮かび上がる髪の長い女の人の姿。知人でも何も無い顔も見たことない女性でした。
黒いモヤは悪いものだと知っていたのでどうにか金縛りを解こうと必死になりました。
しかし抵抗すればどんどんと締められる首。意識も何かに引っ張られているような、貧血で倒れる前の気持ち悪さのような形容しがたい感覚がありました。しかし不思議の怖さはなかったです。
心の中で「離せー!離せー!」と叫びながら、神様に助けを求めたりもしました。
そしたらパッと首の苦しさが消え、息ができるようになりました。金縛りも解けて左腕には妙な筋肉痛が残りました。
私の姉が霊感持ち(幽霊や神様などがはっきり見える人)だったので、そのことを話すと、「あんたそれに素直に着いて行ってたら結婚できてなかったよ」と言われました。
どうやら私の事が気に入った幽霊(神様に近い)が連れて行こうとしたらしいです。「この子可愛いから連れて行こう」と言う感じらしいです。
怖さを感じなかったのも神様に近いモノだっだからとのことで、「生きているうちは誰とも結婚できなくて、死んだ後その神様のものになる」らしいです。首を絞められたのは私が抵抗するから大人しくさせるためだったとのことで、少々過激な女の方のようでした。
こんなことが頻繁に続くと、私も姉と同じく見える人になるよと言われ、私はその方が恐怖です。
しかし、一番の恐怖は「次またそんなことがあれば素直に着いて行ってみなよ」と言ってきた姉です。
最終的に姉が怖いみたいな話になりましたが、寝ている時に意識が引っ張られるような感覚があったら注意したほうがいいです。私のようになりますので。
また、豆知識として金縛りは無理に解かないほうがいいそうです。無理に解こうとすると魂が身体から抜けて幽体離脱状態になるからだそうです。
また、金縛りにも種類があります。
疲労からくる金縛りと、霊的なものが原因の金縛りです。
これの判断の仕方は目を開けたときに、そこに人(幽霊)が居るか居ないかです。疲労からくる金縛りの時は目を開けても何も居ませんが、霊的な金縛りはだいたい近くに誰か居ます。
そういう時の対処法は見えないふりをして目を瞑るのが一番です。
見えるとあちら側に気付かれると面倒なことになるな、と思って私はいつもちらっと確認してそのまま寝ます。
あんまり怖くないですが以上です。























※コメントは承認制のため反映まで時間がかかる場合があります。