金縛り体験談 –夢の中の女の子編−
投稿者:団地づま♂ (2)
このお話は、実際に僕が金縛りにあった時の体験談です。
その日は所用で帰りが夜遅くなってしまい、帰宅してから軽くシャワー浴びて寝巻きに着替えたりしてなんやかんやしていたら
時刻はもう明け方の4時を指していました。
流石に疲れていたので、ベッドに横になったらまま直ぐに寝付いてしまったんですね。
普段、僕は眠りが浅い方だからなのか
よく夢を見ては、その内容を鮮明に覚えている事が多いのです。夢の中で誰かと交換した電話番号、街並みや路線、会話の内容全て色濃く覚えてます。
そして、その日も例によって夢を見たんです。
恐らく夢の中の時刻は夕方過ぎ。
僕は一人暮らしの自宅へ向かっていました。
因みに夢の中の部屋は1LDK、玄関入るとすぐにリビングとキッチンがあるやや築古めのアパート。(※現実の住まいとは異なります)
そして自宅へ着いて玄関に鍵を差し込みドアを開けると、薄暗いリビングに人の気配がある。
えっ。
よく見ると赤い服を着た女の子が
薄気味悪く俯いて立っているんです。
知らない子。
日も暮れ始めで薄暗くて顔はよく見えないから、え、誰…?って立ち尽くしていたら
突然その女の子がこちらに走ってきて左足首をガッ!と掴んできたのでビックリして必死に振り払いました。
驚きと恐怖に苛まれていた刹那、素早い動きでまた同じ左足首にしがみついてきた。
今度はがっちりとホールドされて放れない。
やばいやばいやばい…
酷く焦って無理矢理女の子を引き剥がそうとしたら低い声で女の子が「ヴゥ−…ア”ァ−」て唸り出したんです。
凄く怖くなって、んン”っー!て全身に力が入ったところで目が覚めました。
夢かぁ…と一安心したのですが。
何かおかしい。妙な違和感。
そう、音がない。
冷蔵庫等の家電の音、外の音も何もない完全なる静寂だったのと身体が動かないので割と直ぐに自分が金縛りにあってるんだって解った。
次の瞬間、さっき夢で女の子に掴まれた左足首のあたりがジワジワと徐々に痺れる様な感覚に襲われた。とにかく左足首の違和感が凄い。
(何これ、凄い気持ち悪い。)
そう思っていたら、すぐにその左足首の違和感はスーッと左側に抜けてく感じで消えたけど違和感の正体はそこじゃなかったのです。
自分が寝てるすぐ横に目線をやるとそこにいたのはなんと
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