2時5分
投稿者:Nagisa717 (2)
約2年前に夜の職業をしていた頃の怖い体験談をお話したいと思います。
普段バスや電車を使い通勤し、夕方から0時までのバイトをしていました。
ある日の事、急に体調が悪くなり、職場には「風邪を引いた」と言い欠勤しました。
熱と怠さだけで咳は出ず、喉も痛くないのに、風邪?と疑問を抱きつつ、妙な気はしたものの、寝て薬を飲めば治ると思っていました。
症状は変わらず、3日目の夜の事、元彼と外食へ行くことになり、体調も悪いせいか、いつもより食欲がありませんでした。
店を出て車で自宅まで送ってくれた元彼に手を振り見送った後、家に入り電気を付け、着替えずにベッドに倒れるように仰向けで寝ていました
寝た時間が早かったせいか、目が冷め、時計を見ると夜中の2時5分…
具合が悪かったこともあり、3日間お風呂も入ってなかったので、気持ち悪く、寝間着を出し、急いで脱衣所へ向かいシャワーを浴びることにしました。
髪を洗ってる最中に変な視線を感じて横の曇ガラスに目を向けると、黒い人影が見え(誰か居る…)と思ったのと同時に(バンッバンッ)と曇ガラスに移る影は叩きながら戸を開けようとしてくるので、必死に戸を抑えてましたが、ふとガラスを見ると黒い人影が武器を使いガラスを突き破り、私は驚いて戸から手を離し、尻餅をついた。
穴が空いた先に立っていたのは女でした。
黒いワンピース姿に髪は黒のロングで全体ズブ濡れ、顔はニヤつきながら此方をじっと見つめる女性の右手には鎌。
殺される…浴室は場所が悪い。私は立ち上がり戸を勢い良く開けた、戸に突き刺さった鎌を持って居た女性は私が勢いよく戸を開けた事で、女性の身体は横に持って行かれ、その隙に、玄関を開け外に出た、勿論真っ裸な状態だったが、生きる為にはそんなこと気にしてられなかった。
女も後ろから追いかけてきて、私に向かって鎌を振り降ろして来た瞬間、私は素手で左手と右手で鎌を受け止めたが左手の親指に鎌が刺さり、あまりの痛さに抵抗をし、女を蹴飛ばして突き放しました
よろけながら女は「あっははははは」と顔を上げ大声で笑ってるのを見た私は血が吹き出てる左手の親指を右手で抑えながら、その女を凝視し、血の気が引くのを感じ意識が遠退いでいきました。
そこで、「はっ!」と目が覚めた!
勢い良く飛び起き、左手を見ると、痛みもなく、血も出てない。
「あ、夢か…なんか汗もかいて気持ち悪い。3日もお風呂入ってないから、こんな夢を見たのかな?お風呂はいろ」と思いふと、顔を上げ、時計を見ると「2時5分……え?夢と一緒の時刻…」私は慌てて元彼(霊感がある為)に電話した。
夢を見た事情を話すと「あ、何日か前に上空を浮遊してたのを見たけど、そんな悪いものじゃないから気も止めなかったんだ」と。
「いゃ、待って、悪いものじゃなくても祓って欲しいんだけど…」
「大丈夫、悪いものじゃないから、でも水の音すごいね」
「水の音?」
「水の流れる音が受話器から聞こえるけど、悪いものじゃないから気にしない方がいい」と言われ私は電話を切った後、右側から女性が小声で苦しそうに何かを言っている声がした、小声でボソボソ喋る声が明らかに聞こえたのだ
私はまた元彼に電話を掛けた
「ねー声がした!何か言ってる!なんとかして!」と必死に訴えた!怖くて仕方がなかったのだ。
「分かった、線香持っていくから待ってて」と言われ電話を切った。
数分後車で彼が駆けつけてくれた
線香に火をつけ霊との対談が始まった。
彼は「うん、うん、それは出来ない」と言っている一体なんの話をしているのかと思っていたら、実はとあるところで、殺され川に捨てられたという
死体は見つかっておらず犯人も見つかってなかったときに霊は「私の事を警察に話してくれる?」と彼にいったが、それは出来ないと言ったのでした。
元彼、頼りになりますね。
私の友人も、ご主人が霊媒体質なので、以前は全然分からなかったのに、長年お付き合いをしているうちに視えるようになってしまったようです。今は、子どもにも遺伝してしまったかも、と懸念しています。
以前、霊感とかは親子でも遺伝しないようなことを有名な霊能力者の方がいってましたね。
NEWSは英語なんだね。