不思議な心霊体験

私の家族はお父さん、お母さん、お姉ちゃん、愛犬の4人と1匹で、二階建ての一軒家に住んでいます。私のお母さんは昔から霊感があり、霊を見て、やたらとお祓いへ行ったりするような母でした。しかし父と、姉と、私には全く霊感がなく、私に限っては「霊」と言うものを全く信じていませんでした。
そんな私が幽霊を信じることになったきっかけのお話しです。

あれは私の成人式の日、玄関先で家族で集合写真を撮りました。
当時はまだスマホなんてなくて、フィルムカメラで撮影して、現像して出来上がった写真を家族で見ている時、母があることに気がつきました。
「あ！この子」と写真を指さしたのです、その写真は成人式に玄関先で撮影した家族写真でした。私たち家族の少し離れた先に小さな子供の顔がはっきり写っていました。幽霊を信じていない私が初めて見た心霊写真でした。確かにはっきり写っていました。
すると母が「この子、玄関先で写真撮るといつもはいってくるのよ」と、私の七五三の時の写真や、姉の卒業式の写真を出してきて、見せられました。するとそこに全く同じ顔の子供の霊が写っていました。
正直ゾッとしたのですが、母曰く「この子はいい子、ほらあんなたがいつも夜中に帰って来る時、そこの壊れた街灯をつけてくれてる子はこの子だよ」と言いました。え？っと思いました。私は夜よく遊びに行くので帰りが遅くなる時があるのですが、いつもついてるうちの近所の街灯、実はもう何年も前から壊れている、かなり古いボロボロの街灯だったみたいなのです。
驚きました。
そして恐怖を感じていた私はなんだかホッコリしてしまいました^_^