若き暴走の行方
投稿者:こまわり (1)
これは昔、石川県の金沢に住んでた頃に聞いた話です。
グロテスクな話が苦手な方はご注意ください。
むかしむかし、二人乗りでバイクに乗って暴走するカップルがいました。
二人は若さゆえに怖いもの知らず、血の気の多い年ごろでした。
ある夏の暑い夜、二人はいつものようにバイクで暴走しておりました。
とある国道に差し掛かったとき事件は起きてしまいました。
その国道は高速道路沿いで見通しが悪い場所でした。
そう、気を付けないと簡単に事故る場所だったのです。
二人が乗るバイクと衝突したのは、普通の乗用車でした。
どちらもスピードが出ていたのでかなりの衝撃があったそうですが、バイクに乗っていたほうが当然ダメージが大きいものでした。
後ろに乗っていた女のほうは吹き飛ばされて道路に投げ出されました。
ここで終わればよくある事故の一つで片付いたでしょう。
しかし、女のほうにはさらなる悲劇が待っていました。
運が悪いことにその現場には、大型トラックが迫っていました。
突然起きた事故、地面に転がる女、急に止まれるわけもありません。
倒れている女の頭にトラックのタイヤが迫り、女の首をまるでプチトマトのように潰してしまいました。
トラックだけではなく、現場周辺にも女の頭部の残骸が飛び散りまさに凄惨な現場だったそうです。
こうして二人の男女の暴走はあまりにも悲惨、かつ最悪の形で終わりを迎えました。
それから男のほうが今どんな生活をしているのか、どんな気持ちでいるのか、
そして生きているのかどうかももう分かりません。
つたない文章ですが私が聞いた怖い話でした。
グロ怖い
痛みいります
ぐちゃぐちゃにしてぇ〜って毎晩言われてたんだろうから、ちょうどよかったじゃない。