不思議な体験

今から10年ほど前の話です

私は仕事や育児の疲れから、少し心が弱っていた頃がありました。その時に凄く不思議な体験をしました
疲れが溜まりストレスも溜まり、体が限界になっていたのか、仕事から帰って家事をしてゆっくり出来るなと思う時にいつも、仕事の事が脳裏に浮かび過呼吸を頻繁に起こすようになってきました。その頃は拒食症にもなり、半年で15キロ体重も落ち、肉体的にも精神的にも参っていました
食事が上手く取れないせいで低栄養状態が続き、ある日、夢で私は山を歩いていました、その時に一緒に歩いてた人は何人かいたけど、顔は分からなく、誰と歩いてたのかは分かりません

しかし山の頂上付近になった時、息子の声でママどこに行くの？と声がした為、私はハッと目が覚め、息子が寝ているのを確認しまた眠りに着きました
次の日息子が私にママ昨日山に登ってたけどどこに行こうとしてたの？と聞いてきたんです
わたしはえ？っと思って、息子にどんな夢を見たのかもう一度聞きました。そうすると何人かでママは山を歩いてたというのです
私が見た夢と同じ光景の夢を息子も見ていてのです
その事はとても不思議で、そして何が起きてるのだろうと怖くなり、まず心療内科に行き、その夢の話を先生にしました
そうすると、山に登るという夢、そして誰か分からない、顔がハッキリと分からないというのは、三途の川と呼ばれてる現象と同じ事が起きていた可能性があると言われ、とても恐怖を覚えました
低栄養だった為、常に血圧は低く貧血も酷く、今ではかんがえれませんが、栄養失調で本当に体が最後を迎えてた状態だったかもしれないと言われ、そのまま大きい病院に行き、入院をしました

そこで拒食症を克服するために、どれだけ時間がかかっても食事は全部食べるという事を毎日の日課にしていました

そうすることで少し食事も取れるようになり、体重も増え、血圧も少し低いままですが退院しても良いくらいに体調を戻す事が出来ました。そして退院して仕事にはまだ復帰出来なかった為、家でゆっくりと過ごしていました。栄養失調も無くなったからもう大丈夫だろうと思っていたんですが、まだこころにあるストレスは残ってたみたいで、過呼吸が何度も何度も起きました
その度に救急車が来たりと前の生活とあまり変わらないことを親に伝えると、親の勧めであるお寺に話をしに行きました
親は家の中か私に変な霊が憑いてるのかもしれないと、心配しお祓いをしてもらうことに
そして住職さんと話をすこししようということで、この前の夢の話や過呼吸になること、私が不思議だと思うことを話をしていきました
そうすると住職さんはお祓いをして、何か悪いものがついているのであれば取り除きましょうと

そしてお祓いが始まりました。そうすると段々体が暑くなってきて、何か分からないけど落ち着きがなくなり涙もポロポロと出てきました
そんな私を見て一緒についてきた姉はびっくりしたそうです
そしてお祓いが最後を迎えるとき、私は過呼吸を起こしてしまいました
その時の事はあまりよく覚えていませんが、姉にいきなり過呼吸なってびっくりしたと。たまたま姉は医療系の仕事をしていたので過呼吸になった私を適切な処置で対応し落ち着くのを待っていたそうです
そして私が気がついた時には座ってたはずなのに横になっていて、涙で顔は濡れていて、でもお寺に来た時とパッと目が覚めた時の体の重さが全く違ったのです

いつも肩こりから頭痛に悩まされるほどの頭痛持ち、そしていつもパンパンに張っている背中から首
お祓いを終わったあとその重さが全く無くなっていたのです
そして何より、なんと説明したらよいか分からないけど、心が凄く満たされ、仕事の事でストレスが溜まり心が疲れていたはずなのに、それさえも無くなっていたのです

そうして私が落ち着いた頃住職さんに言われたことは私の肩に元旦那の生霊ご取り付いてたということでした
私は離婚しており旦那は別々で暮らしていました
その言葉を聞いてゾッとしました
何か思い当たる事はないかと言われた時に、確かに離婚はしたくないと頑なに言ってた事を思い出しました
それで元旦那の生霊が着いていたと
私だけではなく家も息子もお祓いをした方がいいとアドバイスをもらい、後日私の家と息子もお祓いをしてもらいました
息子は病気的なものは無かったのですがある日を境に登校拒否になりがちになっていました
そのお祓いをして終わった時にやはり家にも元旦那の生霊がついていた
だから2人とも体に色んな不幸があり苦しい思いをしたんだと思う、と言われました
そして息子も、私同様にお祓いをしてもらった後に明日から学校行きたいと言い始め、私は本当にびっくりしました