おとぎ話の女の子。。それだけなの。。?
投稿者:ジェンヌ (1)
子供の頃の話です。霊感など、全くない筈の私ですが、寝ているとき、具合が少しでも悪い時には、高い確率で、「ある筈のないもの」が見えました。
そんなの、具合が悪ければみんなそうでしょ。そう思うかもしれません。
それなら、あなたにもあったでしょうか。
ある物語に似た実際の体験が。そしてこの話の最後の体験が。
それは寝ているときでした。周りは静かでサーという沈黙音が流れています。
そのサー、が強まるときそれは起きました。
「あっ、来る。」
何がでしょうか。人や、家族が来る音でしょうか。違います。
「何か」が指先に感じます。その「何か」はだんだんと私の指、手、腕に入っていき、重みを増し始めます。どんどん、どんどん重くなっていくのです。
そのうち私の手は、鉛のように重く感じてきました。
重くなっただけではありません。大きくなっていくのです。
「なに、、、!?」
手を見下ろしても実際大きくなっているわけでも腫れているわけでもありません。ただ、大きく「感じる」のです。
まるで自分が巨人になったかのように。
「こわい。こわい。」そう思っていると、今度は逆にだんだん小さくなり始めました。小さく、軽くなっていく。小さく小さく、細く細く。。
指がまるで針のように細い。。動かすと、まるで自分の指が糸か何かのよう。
そのうち、針のような指を動かす度、音が大きくなっていきます。
布団をこする音が、まるで工事現場の音のように感じる。しかも早送りかのようにものすごく速く!
「うるさい!!静かにして!!」
ただ、布団に指が当たっただけなのに。。。
あまりに音がおおきいので、じっとしていると、やっと身体がもとに戻り始めました。「やっと戻った。」そう思うのもつかの間、今度は身体が布団の中へ落ちていく感覚。ズーンと落ちていきながら、ぐるぐる回っている。。
一体なにが起きているのかわかりません。
やっと戻ったころ、「それ」は突然目の前に現れました。
なにかは詳しく覚えていないのですが、巨大ななにかが宙に浮かんでいる。
赤かった。それだけは覚えています。それはすぐに消え、あたりは何もなく、身体も戻りました。やっと一安心して眠っていると、
一番怖いもの。「意識」が私に侵入してきました。その意識は「恐怖」
「世界中の責任がお前に乗っている」意識はそう言います。
ガバッと起きた私は「責任、、!」「私のせい、、!」そういいながら、
家の中を逃げ回ります。まるで夢から覚めたいかのように。
この感覚は何だったのでしょうか。
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