これは私が体験した怖い話です。
それは私の叔母が亡くなって暫くしてからのことです。
当時母の実家で祖母と暮らしていました。
叔母は母の妹にあたる人で少し離れた街に住んでいたのですが
癌を患い亡くなってしまいました。
祖母も母も悲しみにくれる日が続きましたが
墓を建てなくてはとなり
今まであるご先祖様達の墓も骨上げしてひとつのお墓にとなりました。
ご先祖様たちは土葬でしたから。
それをきちんと火葬してひとつの墓にと言うことで話が決まった
時に初めて母にもう1人姉がいた事を知りました。そして子供の頃に病気で亡くなっていた事も。
そういう話を聞いてから。しばらくしてから骨上げをする事になって
その母の姉にあたる人の墓になって棺桶を開けた時、皆大変な驚いたそうです。
なぜなら亡くなって50年は経っているのに。
棺桶に入れた着物は入れた当時のまま綺麗に。
遺体もミイラかしてるけど損傷がほぼなかったそうです。
その骨上げや色々終わった晩の事です
夏の蒸し暑くて寝れずにいた
私はトイレに起きました。田舎の家ですからトイレは外にあったりしてました。
土間をあがって部屋に戻ろうとした時。
居間と座敷を繋いでる、ガラス戸が
“がたがた”と音がしました。誰だ?
と思うと。真っ赤な着物に鮮やかな刺繍がしてある黒髪の女の人が現れたのです。
もう気絶寸前でした
慌てて祖母と母を呼んだのですが
振り返った時はもう消えていました
あれはなんだったのか?
今でもわかりませんが。
亡くなった母の妹の着物が真っ赤な着物だったと
後で聞きぞーっとしたのを覚えています。























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