女だらけの職場でおきたこと

女の職場では何かと問題がつきもの。

私が働いていたお店では少人数のシフト制で、ご年配の店員が多かった。

でも、テナントには若い人もたくさんいたし楽しく過ごしていた。

明るい、元気が取り柄の私。

私がいるお店の暗黙のルールで、旅行に行ったら「お土産」を、欠勤したら「お菓子」を人数分配るのが慣例でした。

コミュニケーションは大事だし、これで職場が円満になるならと思い私も従っていました。

ある日、お店の雰囲気が違っていたので何があったのか聞いてみると店員の一人の名前が書かれたメモ用紙がボールペンで何度も刺されているのを見つけたと。

その本人に気づかれないようにゴミとして出して事なきを得た。

彼女は気分屋で、サボりの名人でもあり、面白くないことが家庭であったら職場で当たり散らすという厄介な人でもありクレーム件数ナンバーワンでもあった。

正直、私も好きではないし人格否定されるようなことも言われた。

そんな彼女が病欠し、数日後彼女からのお菓子が人数分置いてあった。私も頂いてた。

翌日、青ざめて私を見る彼女がいた。

中に入っていたクッキーをバラバラに砕いてトイレのゴミ箱に入れたんだった。

「あ、バレました？そのまんまの意味なんで」と言った私が一番怖かっただろう。