ある老人ホームでの怖い出来事

愛護福祉士の資格を取得して有料老人ホームで働き出して、仕事にも慣れ、利用者様とも信頼関係築けてきた頃のことです。

ある日、私は日勤で働いていました。午後になるとお茶にもなるため、利用者様を誘導や声がけに誘ったりしていました。（この有料老人ホームでは、３階建てでL字型の構造担っており、部屋数も３階だけで３０ほどあります。）

誰も使用していない部屋があり、突然その部屋からナースコールが鳴ったのです。

他職員と確認行くと、鍵の掛かっている部屋が空いていました。職員に確認したところ、前日に見学があり閉め忘れたとの事でしたので一安心していましたが、へやの真ん中に排便がしてあったのです。

「えー何で？？」とビックリしたのですが、ただ単に職員が鍵を閉め忘れて、その間に認知症の利用者様が勝手にわからず入ってしまって排便をしてしまったとの事でした。なぜ、その部屋からナースコールがあったかと言うと、角部屋でもあり、その部屋に入居した利用者様は、後々に亡くなってしまう事が多い部屋のため、以前亡くなった利用者様が帰ってきた証ではないのではないかと職員と話しました。

ちょっと怖い、不思議な経験談でした。