そこにいるはずのない妹
投稿者:HAM (4)
これは、私の姉が体験した話です。
私(以下まみ(仮))が小学生のとき、地元の夏祭りがあり、私と母、妹の3人で行くことになりました。
1時間ぐらいお祭りを楽しんでいると、姉から母に電話がかかってきました。
母は電話越しにすごく焦っている姉に驚き、
「ちょっと落ち着いて!ゆっくり!なんて?え?まみ?まみは一緒にお祭り来てるよ!!」
と、大きな声で言いました。
そのあとすぐに家に帰り、姉の部屋に入ると、姉は部屋の端っこで布団にくるまり、震えていました。
しばらく日が経ってから、その時何があったのか聞くことができました。
その日姉は、私達がお祭りに行っていることは知りませんでした。
姉の部屋のドアは引き戸で、15センチほど開けていたそうです。
鏡越しに、私らしき姿が通ったのが見えたので、「あ、まみ帰ってきた」と思ったそうです。
そのあと私に用事があり、「まみー!」と呼んだのですが、反応がなく、「なんで無視するんだろう?」と姉もイラついたようでした。
ですがそのあと、「なにか嫌な感じがする、、、」と感じたようで、静かにじっとしていたとき、急に、4冊ほど積んでた雑誌が倒れました。
誰かが触らないと、倒れるはずがないのに、、、
姉は「違う!まみじゃない!」と思い、慌てて母に確認したということでした。
その時住んでいたマンションは、家に入る前の廊下の真ん中に、何もせず、ずーっとそこにいるだけの女の人がいたので、もしかしたら、その人が家の中に入ってきたのではないか?と母が言っていました。
その後もいろいろあり、母が限界を感じたため、引っ越ししました。
不審者だったら通報せなあかんやろね。
防犯カメラチェックして、指紋やdnaとらな。