曾祖母の最期
投稿者:HAM (4)
私がまだ幼稚園生だった頃
遠方の施設に入居していた曾祖母がいました。
曽祖父はそのままで2年ほど前に他界し
半年に1度程度会いに行く事がありました。
ある日、曾祖母の施設の部屋に曽祖父がいて
2人は楽しげに話をしているのを私はすぐ側で聞いていました。
しばらく話をすると曾祖母は「じゃあ、またね、」
と言い曽祖父と施設の部屋を出ていってしまいました。
曾祖母は認知症が酷くなっていて歩くのも大変だったのに
曽祖父と一緒だと違うんだなあ。と考えていると、その後私は目を覚まし、夢だったんだな…と認識しました。
直ぐに部屋のドアが開き、母から曾祖母が亡くなった事を伝えられました。
私は幼かった事もあり「今、ひいばあちゃんに会ったばっかりだよ。」と伝えても誰も聞く耳を持たず、亡くなった曾祖母の葬儀へと連れていかれました。
祖父が4年前に他界し、その時に祖父は夢に出てこなかった為
挨拶くらい来てくれても良かったのにね。
と曾祖母の事を混ぜて
初めて家族に話しました。
それ以降、お盆などの時期になると玄関の前に立つ祖父の夢や
亡くなった愛犬からのメッセージをうけたり、夢に出てくるものを何となく話をすると私の知らないところでの過去との繋がりがあったり、予知になったりする事が多くなりました。
先日、親戚が自死し、その数日後に私の夢に出てきました。
お葬式を何度も繰り返し、何度も納骨される親戚。
自死ということもあり私はとても怖く、嫌な夢だと思っていました。
ですが、その夢の参列者の中に曾祖母がいました。
直接な言葉は覚えていませんが、
これが最後だと。 そう伝えられたような気がしました。
それ以降今のところは変な夢を見ていません。
※コメントは承認制のため反映まで時間がかかる場合があります。