2人のおばあちゃん
投稿者:castaway (5)
キャンプにハマっていた時の話。キャンプ用品の一つであるテントを購入し、翌日宅配が届いた。
嬉しくなった私は早速家の中でテントを貼り、その中で試しに寝てみることにした。冬であり、寝心地はそこそこ良かった。
その日の夜の夢で、2人のおばあちゃんの夢を見た。夢の中で私はアパートに寝ていて、ピンポンがなった。その夢では部屋でいつものベットに寝ており、起きて玄関に出ると、リンゴを持った優しそうなおばあちゃんが立っていた。
私はその優しそうなおばあちゃんに連れられて、家の外に出て歩いていた。外は見たこともない、不思議な道が続いていた。空は黒く曇っていて、道路も家も曲線を描いて歪んでいた。花も木もなく、私はなんだか怖くなってきていた。
しばらくして、私はふと、誰かに手を引かれた気がした。その方向を見ると、紫色のチョッキを着たおばあちゃんが私の手を掴み、「こっちへおいで」と言って、リンゴを持ったおばあちゃんとは別の方角へ引っ張った。私はその紫のチョッキをきたおばあちゃんの方についていくことにした。
しばらくして、りんごを持ったおばあちゃんが後ろを向き、私がいないことに気づいた。すると、そのおばあちゃんの顔がみるみる赤黒く鬼の形相に変わっていき、「もう少しだったのに」という一言で目が覚めた。
目が覚めた時、全身冷や汗をかいていた。あのまま最初のリンゴを持ったおばあちゃんについて行っていたら、どうなっていたのだろうか…
不思議な夢ですね。
貴女のご先祖若しくは守護霊さんが助けてくれたのでしょうね。
貴女は守れていると思います。