「あ、あの仕事で受けた者ですけど…」
俺は挨拶をしようとしたが、その女性は話をする気がないのか黙っている。
俺も気味悪いなと思いながら相手の様子をうかがっていた。
すると女性は近づいてきて、俺の耳元である言葉を伝えた。
この時はボソボソと言っていて、よく聞こえなかった。
「ちょ、ちょっと!」
女性はそのまま去っていく。
俺は意味が分からなかったが、時間が過ぎていたのでそのまま帰った。
「結局どういうバイトだったんだろう…まぁ、金は振り込まれていたからいいけど」
金はすぐに支払われていた。
そして、俺は不思議に思いながらもそのまま眠りにつく。
しかし、その日から異変は起きたのだ。
俺はふと気づくとあの公園に立っている。
時間は夜中。
そして、あの女が少し遠くに自分をにらむように立っている。
「な、なんだ?」
俺は嫌な気がしてならなかった。
暗闇の中でよく目を凝らして女を見ると女の手元に何かがある。
キラリと光る鋭いもので分かった。
刃渡りの長い包丁だった。
女は高笑いしながら包丁を構えて俺に向かって走ってきた。
「あははははは」
女の声が不気味に公園に響く。
俺は訳も分からず走って逃げた。
でも女はヒールを履いているのにも関わらず足が速い。
俺はすぐに追いつかれた。
そして…
ズブリという鈍い音ともに背中に包丁を突き立てられた。
「あああああー!」
俺は背中の痛みで飛び起きた。
夢だったのだ。
冷や汗をびっしょりかいている。
最初は変なバイトをしたせいで嫌な夢を見ただけだと思った。
しかし、シャワーを浴びてあることに気が付く。























とても強い呪いだよ(‥;)相手には倍の呪いが返ってるだろうね(..;)