私が孤立した本当の理由
投稿者:茶 (1)
これは私が大学時代、友人に対して怖いと思った話です。
大学に入学してすぐ、A子とB子という2人と仲良くなり3人で行動することが多くなりました。
もちろん他のグループの子とも遊んだり話すこともありました。
そのうち、B子とA子は遊んだりお泊まりすることが増えていき次第に2人で行動するようになりました。
その中でも時々は3人で行動することもありましたが、B子が私を避けるようになりました。特に思い当たることもないので気のせいかなと思っていましたが、ある日、A子が「B子が〇〇(私)と遊びたくないって言ってたよ、私は聞き流したけど気をつけた方がいいよ」と言ってきました。
B子はサバサバして気の強い感じの子だったので、避けられ始めるととても怖い雰囲気を感じ自分から声をかけられませんでした。なので、何がきっかけでそんなに怒っているのかわからず、自分の優柔不断な性格にイラついたのかなと思い落ち込みました。
そんな中でもB子に気を使いつつ、A子は私のそばにいてくれました。他のグループの子と行動してもなかなか馴染めなかった私だったので、A子がいてくれることがとても心強かったのです。
しばらく後、A子が単位を落としてしまい留年してしまいました。授業がバラバラになって一緒に行動できなくなり心細ったのですが、A子と離れると自然とみんなの輪に入って馴染むことができ、またB子とも話せるようになりました。学年が違うと会う予定を合わせることも難しくなりA子と会うことがほとんどなくなりました。そして1年が経とうとした頃、B子から驚く話を聞きました。
「A子が言ってたけど、〇〇って私のこと悪く言ってたってほんと?A子が否定してもずっと私の文句言ってたって聞いてたけど」と。私は寝耳に水で思わず大きな声を出してしまいました。B子の悪口は言ったことないこと、B子が私を嫌っているとA子から聞いていたことをB子に伝えると「やっぱりそうか」と納得した様子でした。
実は私の知らないところで、周りの子達に私がその子たちの悪口を言っているとA子が言っていたというのです。そうして私の人間関係をコントロールして孤立させ、自分だけを信頼させるようにしていたのではないかと。実際にA子は精神科に通っておりパーソナル障害と診断されていたそうです。
自分の人間関係が友人によってコントロールされていると気づかずに過ごしていたと知り、とても怖くなりました。そしてあのまま一緒にいたらどうなっていたのかと考えるとゾッとします。
ヒトラーと同じ手口だ