狐が繋いだ縁
投稿者:のの (3)
長編
2021/04/13
13:00
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狐の正体は、「神様に仕えていた存在(眷属)」が堕ちた物だという。
その原因はわからないが、狐が何かしらの悪行を働いて神の元から去らざるを得なくなり、
彷徨っていたものらしい。
なぜHに憑いたかは不明だったが、「まあ嫉妬したんでしょw」とのこと。
元眷属の割には欲深い。
Hの初期の異常な行動や、腕を引っ張られるなどの症状も全て狐の仕業らしい。
最初に電話越しに感じた女の人についても、狐が化けた姿だと解釈するのが自然だとのこと。
とは言え一応は神に仕えるだけの力があるので、
下手に刺激すると我々の命ごと持ってかれてた可能性もあると言っていた。
神社に行ったのも実は賭けに近く、たまたま上手く行ったのでよかったそうだ。
もし上手くいかなかったら…
解決後は神社にお礼参りに行った。
どうもこれをしないと稲荷系だと特に罰が当たることもあるらしい。
最後にKに狐がどうなったのか聞いてみたところ、
「まあ今もどっかで人に憑いて回ってるんじゃないかなあ」だそうだ。
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今回はここまでにしておく。
ここから霊媒師Kとの縁ができ、よく霊的な話を聞いたり霊的な経験に巻き込まれたりしていくのだが、
それは今後投稿していくつもりだ。
次回はKのプロフィールについて解説する。
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早く次のエピソードが読みたい
コメントありがとうございます!
次からはぼちぼち土日に上げていこうかなと思うので時折チェックしてくれると幸いです
A.Bは誰だろ?
筆者です。
すみません!修正しました!
A.Bは誰だろ?
の者です❗
いつも夜中一人でびびりながら読ませて貰ってます!
とうとう自分にも見えない物が見えるようになったのかと思いました!
読みやすくておもしろかったです
その後の話もあっさり書かれてるけど怖かった!