妖怪大戦争

私は過去に１回だけ成敗したことがありますがなんとも後味が悪くまた、とても危険なものでした。

私の目に妖怪は見えませんが、テレビのリモコンの電波のように見えなくても確実に存在するものなので方法は簡単と言えど毎回命がけなんです。

ちなみに儀式にはみなさんが想像するようなしめ縄や、ろうそくなども使います。形式的なものでなく実際に必要なので使うのです。

ここで印象深かった妖怪のエピソードを１つお話したいと思います。（当事者は私ですが親から聞いて話です)

幼稚園の頃私はいわゆるいじめられっ子でした。

いじめられてた私は全く友達がいなかったためいつも家の近所の坂道で遊んでいました。

なぜならその坂道に唯一の友達がいたからです

今では全く思い出せませんが、その友達と日が暮れるまで２人で毎日一緒に遊んでいたそうです。

田舎でしたし家のすぐ目の前だったので両親も特に何も言われることもなかったのですが

ある日両親が

「最近車が多く通るようになってきたからもうあの坂道へ行ったらだめよ」

と言ってきました。

「ハーーイ」

その場だけ返事をしたようですが翌日また坂道へ行った私

そこで両親が儀式をしている場面に出くわしたそうです。

本能でわかったのか私が泣きながらすごい形相で儀式を止めようとしたそうです。

そう、あの友達は妖怪だったのです。

後から聞くとあそこの坂で急によびとめられて振り向くと何もないのに転んでしまうという現象が続いており

あの友達がその原因だったようなのです。

とまあこんな感じのほほえましい妖怪もいるという反面

おどろおどろしい妖怪もいます。

人によって呪いとして使われたり、人を死に至らしめるなんてこともあります。

また、近年私たちの間で非常に問題になっていることがあります

それは日本中の神様の減少です。

は？

とみなさん思われるかもしれませんがこれは非常に重大な問題で、妖怪たちにも密接に関係があります

私たちの定義的にですが妖怪と神というのは非常近い関係でどちらがどちらにもなりうる関係性という認識です。

簡単にいうと奉りたてあげれば強力な力を持ち神のような存在になれるというものなのですが

どうでしょう？

近年日本は決して信仰心が強い国とは言えなくなってきていますよね？