**午前3時27分**
電車は、まだ止まらない。
窓の外は、もう——**何も見えない**。
ただ、暗闇。
そして、私の隣で——
彼女が、また囁く。
「**もうすぐですよ**」
私は、この原稿を——
—
**【投稿者追記】**
この文章は、途中で途切れた状態でメールに添付されていました。
送信者は、私が先月取材した実話怪談の収集者です。
彼の携帯電話は、現在も呼び出し音が鳴りますが、誰も出ません。
最後の通話記録は——
**東京メトロ丸ノ内線、車内**
しかし、GPS座標は——
**線路上のどこにも、該当しません**。
まるで、**地図に存在しない区間**を、走っているかのように。
—
もし、あなたが深夜の電車で——
**瞬きしない女性**を見かけたら。
絶対に、隣に座らないでください。
そして——
もし、すでに隣に座られてしまったら。
この記事を、最後まで読まないでください。
なぜなら——
読み終えた瞬間、あなたは——
**次の終点に向かいます**。
私が、そうであったように。
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