あの男性と犬は無傷。君たちが時間を稼いだからだ。
秋田県知事からも感謝状が届いている」
そう言って、連隊長は珍しく肩を叩いた。
だが、俺は思った。
――法の枠内か。
木銃と盾で、200キロの牙と対峙する。
それが「後方支援」の現実だ。
佐藤茂雄氏とは、任務終了後に別れの挨拶を交わした。
市民会館の駐車場。
雪がちらつく中、佐藤氏はライフルを肩に、右目だけを細めて俺を見た。
「中村班長。
あんたの援護がなきゃ、あの男性は死んでいたかもしれないな、
……自衛隊の若い衆も、なかなかやるじゃねえか」
俺は敬礼し、
「佐藤さんこそ、いえ、ハンターの皆さん方こそ、命懸けの活動、、私は生涯忘れません。
この話は怖かったですか?
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秋田県で活動された自衛隊の勇士の方々、そして今も日本中で熊と戦われている猟友会の方々に敬意を表します。
これはリアリティも読みごたえもある素晴らしい文章。本当に熊対策に携わった人か、そういう人にちゃんと取材したのかもしれないが、とても秀逸で、怖さも適切に表現された良作だと思う。
マジで面白かった!
次もお願いします!
良作!熊とのことについて精密に書かれている👌取材行ってきたのかな?
自衛隊の方々に感謝、そして猟友会のみなさんにも感謝を
文書だけなのにかっこよくて尊敬した