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呪いの家系さんによる妖怪・風習・伝奇にまつわる怖い話の投稿です

何処にでもある、呪われた家系
短編 2021/03/21 14:20 6,960view
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私の家系の話です

どこにでもある様な話かも知れません

私のご先祖さまは、戊辰戦争の時に早くに陥落してしまった藩主に支えて居た貧乏侍でした。

その事を祖父は誇りにも恥にも思っていました

祖父は、自慢げにも自嘲げにもならず、お前は侍の子孫だから、と話して居ました。

祖父には子供が4人居ました。

長男はごく普通に大学を出、一流と言われる企業に勤め、普通に結婚し、長男を授かりました。

が、2人目不妊(理由はわからず夫婦は健康体)ですが、二人目が出来ると必ず流産してしまいました。

息子は大学を中退し、売れないバンドマンをして、反対した両親から家出したままです

長女はそんな弟をみて、名義だけでも、と婿入り結婚しました。

ですが最初の子を授かった途端、何故か階段から落ち、流産、子供の授かれない体になりました。

次男、2階のベランダから落ち、脳の異常が、何故か見つからないまま知的症害者に。

施設で育つ。

次女(つまり私の母)はお妾さんの息子との結婚を祖父に反対され、強引に私を作り、仕方なく結婚。だが、新婚だからと妹が産まれるまで私は放置。ボケた祖母に「お前は皆から捨てられた」と言われ育ち精神を病んだ(時間は掛かりましたが今は大丈夫です)

あげく、祖母は私を口実に浮気を繰り返していた。今で言うらぶほに一緒に連れて行かれて(ここら辺の記憶は全て無い)繰り返しているうちに私が足にかなりの傷を負い(火傷、今でも残ってる)全てがばれ。仕方なく母は私を迎えに来ました。(まぁ、この後も虐待とかあったんですが、割愛)そして、唯一の従兄弟は行方不明となり、妹は不倫の挙句、女の子を出産しました。

不倫相手の息子(中3)はそれを知り、壊れました。

ここまで書いてきましたが、気付かれましたか?

跡取りがいない事に。

長男息子1人、行方不明、2人目不妊

長女、流産後不妊

次男、知的障害

次女(私の母)娘2人、1人は不倫相手の娘を産み、お手当で、母もそれに寄生して生きている、不倫相手の息子はそれを知って壊れた。

私?私も既婚です。娘が産まれた時にお姑さん(良い人)は、私が反対したのですが、母に連絡を取ったらしいです。

開口一番に「お金ならありません」と言って電話を切った様です。

そして東日本大震災。私は母も妹も全く心配ではなかったので、放置してました。

本当に電話一つ、役所への問い合わせ一つしませんでした。

母、妹、姪の生死も知りません。

ですが、東日本の後、私は「健全な息子」を授かりました。

主人の家族に2人の子はすくすくと成長し、義実家も大好きで良くお泊まりしています。

そう、私の母の実家は福島、実家と縁を切り、「東日本」の後に、系譜中初めて産まれた「我が息子」、祖父も、世界大戦や関東大震災で生き残った1人だったと、7人兄弟の末っ子の祖父だけが生き残ったのだと。

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コメント(1)
  • 大事なことなので二度載せました?

    2021/03/22/15:28

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