夢の中での誰かの「逃げて！」が現実に

これは2019年に起きた不思議な出来事です。

当時、私は関東圏内で一人暮らしをしていました。

仕事も順調で、入社してから3年以上が経ち、人事異動で異動になったばかりでしたが、特に日常生活にストレスはありませんでした。

楽しく毎日を過ごしていたのですが、いつからか、なぜか夜眠れず、寝付けず、寝苦しいと感じるようになりました。

感覚としては、身体がリラックスできていないというような、グッと身体がちぢこまり、呼吸が浅いような、動機もするような感じでした。

それから、来る日も来る日も夢の中で、誰かが殺される夢ばかり見るようになりました。

あるときには、白い綺麗な階段の前に、番人のように綺麗な女性が立っており、そこへ来た小さな女の子を階段の前の部屋に連れて行き殺してしまったり、またあるときには、理科室で若い女性が解剖されていたり・・。

眠るのがこわくなるほどでした。

そのうち、自分自身が真っ暗の中で、なにかから必死に逃げている夢を見るようになりました。

なにから逃げているかは分かりませんが、とにかく必死に逃げているという状態です。

ハッと目が覚めると、心臓は走ったあとのようにドックンドックンとしていて、息も乱れていました。

その夢と同じ夢を何日も連続で見るようになりました。

私は、日常生活に何の不満もありませんでしたが、何かストレスが溜まっているのかと考えました。

対人関係や仕事に対して、実はストレスが溜まっているのかも？と考えました。

ストレスが溜まっているから変な夢を見るのだと思い、おふろにゆっくり使ってみたり、お買い物をしたりしてみました。

色々試した中で、夜に友達と電話するとよく眠れることに気がつきました。

最近の恋愛事情やくだらない話など他愛ない話をしてよく笑うと、グッスリ眠れました。

友達との電話で解消されるということは、やっぱり自分にはストレスが溜まっていたのだと思いました。

地元を離れて一人暮らしをしていて、近くに友達がいなかったことが、本当は自分はストレスに感じているのだな～とこのときは思っていました。

しかし、友達と電話をしない日は、やはりその夢を見ました。

また、たまに夢の中で、誰かから「逃げて！」と言われていました。

誰のどんな声かと言われると、正直わかりません。

でもたしかに、「逃げて！」「逃げて！」と何度も言われていたということは覚えていました。

それを疑問に思いながら過ごしました。

そして2019年6月頃、それは起きました。