不思議な体験
投稿者:À (2)
これは私が小学1年生の時の話です。
私が住む実家からすぐ裏にあるスーパーの屋上では毎年お祭りが行われていました。
とは言っても一階が食料品、2階から5階が衣料品、屋上がゲーセンとヒーローショーやのど自慢地元ではちょっとしたイベントをするので当時はそれなりに活気がありました。
その日は夏祭りで朝から人が多く、私はソワソワしてました。
母は幼い弟の支度に時間かかり、待てなくなったら私は祖母が準備してるからと母に先に行くと伝え一人でお祭りの屋上へと向かいました。
家からは3分と近いので全く不安なく出かけてスーパーへ。
一階の隅にはエレベーターが2つあり、私がつくと丁度エレベーターが空きました。
早く行きたくて一人で乗り連打で閉めるボタンを押し屋上ボタンを押しました。
チンとつくと私は駆け出し屋上へ。
到着ーとウキウキしながら会場へ
でも、お祭りの飾り付けはあるのに誰もいない。
しかも自宅まで聞こえていた音楽もない。
不思議になり私は先に行った祖母を探そうと先ず人を探しました。
屋上にはいないからゲーセンへ行けば近所のおじちゃんがいる!
ゲームしてる人をかき分けて祖母と知り合いを探しますが、何かおかしい。
そう思い皆の顔見ると全員無表情でただ手だけがカタカタと動いてる。
気味が悪くすぐに外へ出てみるとやはり誰もいない。
怖くなった私は無我夢中でエレベーターの前にある階段で1階まで降り自宅へ戻ろうとしました。
5階、4階と駆け下りてる中でも衣料品店の電気は暗く、そこも誰もいない。
そう、閉店してる感じでシーンとしてる
急いで一階に付き外へ出ると赤い太陽。
いつもは人で賑わってるスーパーも誰もいない。
怖くて泣きながら走って自宅へ戻るも鍵は開いてるのに誰もいない。
パニックになり泣きながら皆の名前呼び続けるが応答なし。
どこ行ったの?と空を見上げるととかすかに音楽が聞こえてきました。
慌ててスーパーへ戻り何故か階段で屋上迄行きましたがやはり誰もいない。
もう訳が分からず暫らく階段に座り泣いてました。
すると、一つのエレベーターがチンとなり扉が空きました。
誰か来た!と振り返るも誰も乗ってなくただずっと扉が開いたまま。
どうしようと考えてたらもう一つのエレベーターもチンとなり扉が開きましたが誰もいない。
どうしょうもなくなり、ふと感じ先に着いたエレベーターへ乗ろうとした瞬間いきなり扉が閉じ下へ、、。
※コメントは承認制のため反映まで時間がかかる場合があります。