いわき市で有名な湯ノ岳パノラマライン

福島県いわき市にある湯ノ岳は、地元では有名な場所です。地元の人の生活する場所でもあり、観光として訪れる人も多い。また何より湯ノ岳パノラマラインを上がりきって、展望台に上った時の眺めが最高なのです。

そんな湯ノ岳パノラマラインでは、さまざまなオカルトなうわさが飛び交っています。私はこの地に転居してきた身なので、まだ夜の湯ノ岳パノラマラインは未経験。昼間はいった経験がありますが、道は整備されているけれど、交通量はそれほど多くなく、ちょっと寂しい感じが漂っています。

何より、山頂の展望台に上がったら、たくさんの人が観光で楽しんでいる…と想像したら大間違いです。なんだか人なんていなくて、本当にさみしいなあという場所でした。

ここでのうわさは、もっぱら夜幽霊が出るという話。
私の友人でドリフトをする人がいます。この湯ノ岳パノラマラインというのは、昼間は観光の車が行きかう所なのですが、夜になるとドリフトをするためにやってくる人が絶えないといいます。特に湯ノ岳パノラマラインの展望台がある駐車場。ここは峠の山頂にある場所で、とても広いのです。

また駐車場といっても、一台一台線が引いてあるくらいで、車止めなどがなくドリフトしやすいという場所なのです。それを目指してやってくる人が多い。

ただドリフトをするという場所は、事故も多いのが特徴です。展望台駐車場まで上がりきってしまえば、平坦な所でのドリフトなので、それほど転落の危険はありません。ただ展望台に上がってくるまでが危険なのです。

道は整備され、それなりの広さがあるので、危険運転をしなければ何の問題もありませんが、雨や雪が降った時には要注意です。転落事故なども多く、事故によりなくなっている人もいるとか。

そんな場所でドリフトをする友人は、過去に幽霊を何度も見たことがあるといいます。こんなところに人がいるはずがないのに…と思っていると、突然ぱっと消える。かと思えば、見通しの良いところで急に人影を見るということがあるそう。

それによって、急ブレーキを踏むこともあって、これまで何度も危ないことがあったというのです。
過去に交通事故をした人が、誰かを連れて行こうとしたのでしょうか。それとも霊がからかっている？そんな思いを感じさせる場所が湯ノ岳パノラマラインなのですね。

車の運転でいく人、特に夜に行こうと思っている人は気を付けたほうがいいですよ。もしかすると急に人影が見えるかもしれません。