写真
投稿者:左乳譲る (1)
「どうしたの?」と母。
僕「昔話してくれたアパートで撮れた心霊写真さぁ」
母「ぁあ、あれは前にも言ったけど焼いてもらったからないよ?」
僕「あれ、僕の引き出しに入ってたんだけど。一枚だけ」
と、言い終えるとすぐ母は何も言わず階段を駆け上がり2階の棚のある部屋に向かいました。そしてすぐ母が階段を降りてきて、「どう言う事!?どこで見つけたの?」と僕に尋ねます。
僕は「そんな焦らなくていいじゃん(笑)あったでしょ?」と聞くと
「写真なんかどこにも無いよ!?」と母に怒鳴られました。
そんなはずはないと、2人で見に行きましたが、さっきまであって、確かにそこにしまったはずの写真がありませんでした。この時は、何が起こったか分かりませんでした。母が焦り怒っているのも、僕が嘘をつき、からかっているからなのかと思い、「いや、本当にあったんだってば!Aさんが写ってて、僕はNIKEの服を着てて、机にはこんな物があって…」
と説明をすると、「本当に見たんだね…」と信じてもらえました。
母は思い出したようにアパートでの出来事をもう一度僕に話してくれました。
「あのお婆さんは、なかなか出て行ってくれなかったんだよ」と。
加えて
「これも言ってなかったけど.あの霊媒師さんが来られた時にね
あそこにお婆さんがいます。“悪霊ですね。お孫さんも一緒に亡くなっているのかな?この家の男の子(僕)に似ててここを離れられないかもしれませんね”少し時間がかかるかもしれないけど、出て行ってもらいましょうか。
って言ってたのよ」
本当にアパートを出て行ってくれたのか、
僕を孫と勘違いしまたまま、憑いてきたのか
そんな事を考えてしまって、ちょっと怖くなりました。
かなり不思議な出来事でした。
ちなみに元気です。
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