人は魂で気持ちを伝えられる
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子供の頃の不思議な体験です
当時 私は中学1年生。腹痛で母に連れられて病院受診をしました。
急性虫垂炎(盲腸)と診断されて入院手術をすることになりました。初めての入院でお腹の痛みより、怖さと不安で心は一杯でした。
私の病室は2人部屋 優しそうな おばあちゃんと同じ病室になりました。入院した日 不安な私に、おばあちゃんは優しく「大丈夫」と小さな声で励ましてくれました。次の日予定どおり手術をしました。
1週間の入院 おばあちゃんは、いつも優しく接してくれました。
「おばあちゃん、どこが悪いの?」と聞くと 「少し腰がね。でも すぐに治るから大丈夫。家も病院の近くだから退院したら、遊びにおいで 美味しいお菓子用意しとくからね」と言ってくれました。1週間が経過し私は先に退院しました。
退院3日後、学校の帰り道おばあちゃんの顔が見たくなり病院に寄りました。ノックをしてドアを開けると誰もいませんでした。
看護師さんに「おばあちゃんは?」と聞くと「今日の朝に退院されました」と言われました。
母にその話をすると「母はおばあちゃん病院の近くの人で家を知っているよ」言うので母に連れられておばあちゃんの家に行きました。
おばあちゃんは朝に急変し他界し自宅の布団に顔に白い布をかけられて家族のそばにいました。
私は足がすくみ言葉もでずに黙ったまま。ご家族が「よく 来てくれたね。母が、かわいい子供さんが同じ部屋で入院も悪くないと」言っていたと聞かされました。
「顔を見てあげてと」顔にかかった白い布をとった瞬間 祭壇のローソクの炎が高く上がり 私の耳に耳鳴りの様な振動が聞こえました。帰り娘さんが、母が亡くなる前日に、「美味しいお菓子を食べたいから買ってきてと言うから買っていたの」とお菓子を頂きました。
不思議な体験でお坊様に母がその話をしたら他界されて「有難う」言葉は出せなくてもと耳鳴りと言う振動で気持ちを伝えたと思うと教えてもらいました。
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