友達が光って見える
投稿者:sanaen (2)
幼少のころからなのですが、一緒に遊んでいる友達がまぶしくて、光って見えていました。
みんなオレンジのような淡い光を背負って見えるのです。
音楽発表会などでみんなで合奏したり、歌を歌ったりすると特に光が大きくなり全体がオレンジに見えていました。
中学生の頃に気が付いたのですが、中には光っていない子もいるのです。何も光を背負っていない。
そういう子は次第に学校に来なくなってしまったり、しばらくすると病気がわかり入院してしまったり…。
元気な子は光って見えるんだ~わかりやすいな~と思ってました。
それは私だけが見えるものだと知ったのは高校生の時でした。
それまでみんな見えてるのかと思ってたんです。
だって、「あの人明るいね~」とか「どうしたの、今日は暗いじゃん」とか
普通に言ってるから。てっきり光のことだとばかり。
ある日、ある友達の光がすごく強くて、まぶしくて黒板が見えなくてその子に言ったんです。
「今日オレンジすごいんだけど!どしたの?」って。
なんかいいことあったのかな、楽しいことあったのかなって感じで。
よくよく話しててやっと気づきました、え?!みんな見えてないの?って。
成長してからは子供自体と接する機会が減ったので、気にならなくなりましたが、
公園などで遊んでる子を見かけると、いつも光を放って見えてました。
それが全く見えなくなったのは、出産後でした。
自分の子供はどう見えるんだろう、と少し楽しみにしてたのですが…。
出産後は自分の子はもちろん、他の子供も光らなくなってました。
あれは何だったんだろう、と今でもわかりません。
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