本当にあった学校の七不思議的な怖い話
投稿者:今日日 (2)
短編
2021/07/31
15:42
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私が通っていた小学校には学校の七不思議的な怖い話がありました。
それは図書室にまつわるお話です。
図書室の入り口付近に掛けられた絵画には8人の人間が描かれているのですが、16時を過ぎると人数が減り、その減った人間が絵画を抜け出して学校内を彷徨うというものでした。
上級生にこの話を聞いた時、低学年だった私もさすがにウソだろう、低学年をビビらそうとしているだけだと感じました。何度数えてもしっかり8人の人間が描かれているのです。
数カ月後、そんな話も忘れていた私は放課後に図書室で友達と遊んでいました。
16時を過ぎ、そろそろ帰らないといけないという時に何の気無しに絵画の人数を数えたら、7人しかいないのです。何度数えても。
怖くなった私達は逃げるように帰りました。
翌日、もう一度確認すると8人描かれていました。
学校の七不思議みたいなものって全て子供を怖がらせるためのものだと思っていましたが、本物もあるようです。
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そんなことがあったんですね-