謎のドキュメンタリー
投稿者:シレン (1)
怖い話とは少し違うのですが、もしかしたら何か知っている方がいるかも…と思い、書き込みさせていただきます。
子供の頃に、よくわからない番組を見た記憶があります。
それを思い出したのは去年の秋頃、YouTubeで昔のCM集みたいなのを見ていた時にふと「そういえばこんな画質の変な番組が昔あったな」と思ったのです。
当時、確実に一緒にテレビを見ていたであろう弟に確認を取ったところ、弟もその番組を覚えていました。
しかも私が忘れてしまっているシーンも覚えていたようです。
しかし、いくら調べてもそれに該当する番組は見つからず、もしかしたらローカル局の単発番組だったのではと思いました。
しかし弟と話してその番組を見ていた当時の状況を掘り起こしてみると、どうも色々とおかしいのです。
まず二人に共通する記憶として、僕らはもうすぐ捨てるからと物置に置かれていたブラウン管テレビをつけてその番組を見ていました。
物置の薄暗さと埃臭さを今でも覚えていますが、よく考えたら物置に置かれたテレビがつくはずありません。そもそも物置に電気は通っていませんでした。
そして番組の内容も不可解なものでした。
その内容についてまとめてみようと思います。
・内容はドキュメンタリー。時々再現ドラマが挟まれる
・主人公(?)は20代〜30代くらいの女性。その女性は歌と踊りを得意としている
・女性が温泉の広い湯船で、半裸でタオルと桶を持って民謡みたいな歌を歌いながら踊るシーンが映る。それが一部地域で温泉のCMとして放送されるらしいが、撮影を終えた女性は嫌がって泣く
・女性は舞台で踊って歌えるアイドルのような仕事をしたがっていて、番組内で何度もそれを訴える
・女性の母親が頻繁に登場する。母親は女性の気持ちに寄り添うそぶりを見せず、終始ニヤニヤ気味の悪い笑顔を浮かべている
・番組後半はほぼこの母親のみにフォーカスが当たる。主役の女性はほとんど登場しない
・母親にインタビューをするドキュメンタリーが延々と流れるが、とにかく画質が悪い。プロのカメラではなく家庭用ビデオカメラで撮影したようなブレブレの映像
・インタビューの内容も意味不明。「あの鉄塔はなんですか?」「あの家はなぜ壁が白いんですかね」等
・途中で母親というか映像がおかしくなる。母親と全く同じ顔をした人間が脇道からぞろぞろ出てきたり、道の真ん中に立っている母親を追い越したらその向こうにも母親がいたり、母親を撮影して振り向いたらそっちにも母親がいたり…
・最後はカメラが急に空を舞い、畑?の真ん中に立つ母親を俯瞰で撮影して終了
最後に黒い画面に白い文字で
『この番組は〇〇が提供しました』
みたいな文面が表示される(やや記憶が曖昧)
ここからは、僕は覚えていないのですが弟の記憶に残っているらしいシーンです。
・女性の父親が一回だけ登場する。母親が女性の胸ポケットから何かを取り出そうとした時に「母ちゃんそれはだめ、それはだめだろ」と言っていたらしい
・撮影スタッフがコンビニの前でおにぎりを頬張るシーンが映るのだが、コンビニのドアになぜか母親の顔写真が貼られている
・最後、母親を俯瞰で撮影するシーンで「アルプスの少女ハイジ」のオープニングみたいな雰囲気の曲が流れる
もしもこの番組について何かご存知の方がいましたら、情報提供をお願いします。
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