「お酒を飲みに来ませんか?」
投稿者:王 風呂 (2)
最近、とても恐ろしい出来事に遭遇しました。今でも思い出すと背筋が凍りつきます。
先週の金曜日、店長が飲み会を行いました。私はただのアルバイトをしている外国人ですが、熱心な店長は私も誘ってくれました。
初めて日本文化で有名な飲み会に参加し、新鮮で面白いと感じていたので、ついつい何杯か飲んでしまい、終わり頃には少し酔っていました。
店長は私の酔っ払った様子を見て、家まで送ってくれるか聞いてきました。
でも、私はスマホの地図を開いて、家まで歩いて30分もかからないことに気付き、ひとりで帰るのは全く問題ないと店長に伝えました。
その後、地図の案内に従って歩き始めましたが、どれくらい歩いたかも分からず、周りは静かな日本の町が突然、飲み屋街に変わりました。
深夜にはこれらの店が最も賑やかな時で、通りには人が行き交い、各店の前にはきれいな女性が客を引きつけていました。
「お酒を飲みに来ませんか?」
女の子が声をかけてきました。
正直に言うと、彼女はとても美人で、私の好きなタイプです。しかし残念ながら、飲み会で既にたくさん飲んでしまっていて、また自分の日本語力がそのような状況に対応できるか心配して、笑顔で断りました。
飲み屋街を通り抜けると、周囲の景色は再び、明かりもなく、死んでしまったような日本の住宅街に戻りました。
まるでその街がこの土地に突如現れたかのようでした。
その後、何事もなく家に戻り、酔っ払っていた私はそのまま寝てしまいました。
翌朝、昨夜出会った女の子を思い出し、彼女ともう少し話をしておけば良かったと少し後悔しました。SNSのアカウントを聞いておけばよかった。
「もう一度行ってみようかな」と思いながら、スマホの地図を開いて、昨夜の行動ルートに沿ってバーの場所を探そうとしました。
次の瞬間、私は茫然とした。
飲み屋通りはありません。昨夜通った場所は、廃墟化した住宅街だけでした。
体が制御できないように、私は震え始めました。
「もし私がほんとにそのバーに入ったら…」
どうなるでしょうか?
異世界に迷いこんだのでしょうか?
怖いです((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル