金比羅山
投稿者:かるば (5)
私は『見える』わけでも『感じる』わけでもない人間なのですが、
皆さんは金比羅山をご存知でしょうか?
京都にある通称『縁切り寺』です。
願い札に願いを書き、そこに鎮座する岩(人ひとり這いつくばれる程の丸い穴が空いた岩)に願い札を貼る。
岩に向って一礼をして願いを込めながら岩を穴を這って抜け、また岩に向って一礼をする。
病気や悪運はもちろん人との縁も切るお寺な為、
初めて行った際に見たたくさんの願い札の内容が禍々しかったのを覚えています。
かくいう私も、新人イビリの酷いお局様に目をつけられ『このままではこの人にキャリアを潰される』と思い藁をもすがる思いで都内から来た訳です。
当時の所長に相談するも「我慢してやってくれ」と言われて絶望しました。
長年勤めのお局様では新人はあまりにも非力ゆえ気休めでも良いから見えない力にすがりたくなったのです。
するとその1ヶ月後、私は新しく着任した支店長に仕事ぶりを認められ、キャリアアップに成功しました。一方お局様は『新人潰し』が目に余ると言うことで支店長に左遷を命じられたのです。
本当に縁が切れました。
そして今でも『この人嫌かも』と思う人はどんどん離れ、キャリアアップも続いています。
またに家の近くの神社へお参りに行くと変な事が起こるので今も縁切り寺の神様が私を守ってくれているのでしょう。(変な神様の縁も切られているのではないかと)
一歩間違えれば危ない神様に私は気に入られているのかも知れません。
ちゃんとお礼参りはしましたか?
怖い話じゃなくてただの自慢話