ばあちゃんが、、、

３年前に経験した、とっても怖く、そして不思議な出来事です。

私を一番可愛がってくれていた祖母が亡くなったのですが、私は実感もなく、亡くなったという事を受け入れられずに１か月ほど、毎日どうしていいか、、、これからどうすればいいか、、、も分からず、その上まだ、祖母がどこにいる気がしてて色々苦しい時間を過ごしていました。そして祖母の死後、１か月がたった時ストレスがMAXになり、イレウスという病気を発症しました。
点滴中に、私を元気づけようと、病院の師長さんが祖母の写真と祖母が残したぬいぐるみをベット近くにそっと置いてくれたのですが、、、それが怖い経験への入り口でした。

その日の夜から精神状態がかなり狂い始めて、ぬいぐるみの目から祖母が出てきたのです。その時は怖くて怖くてどうしたらいいかも分かりませんでした。その日から、個室を出るまでの記憶は今もほぼありません。個室を出たとき鏡に映る自分は人間離れしてました。
実は私は長い間、心の病気に苦しみ、その時も長期入院中でした。薬の離脱反応にも苦しみましたが、、、私にとって一番怖かったのは祖母が「死にきれていない」とぬいぐるみから出てきたときでした。あの時は本当に、人生が終わった気持ちでいました。

ですがそれをきっかけに、私はどんどん体も心も元気を取り戻し、今年８月、２０年続いた入院生活を終えて今は地域で元気に生活しています。
あの時祖母が私を生まれ変わらせてくれたって信じています。怖い経験でしたが、今は祖母が一番近くで見守ってくれていることで頑張れるし、祖母が愛してくれた時間にもらった愛で私はここに居れる、って思うと心が不思議と元気になって、毎日今は幸せです！ばあちゃんありがとう。