人生で1番怖かった経験

わたしが経験した怖い体験です。

一人暮らしを始めて3日目のこと。
夜遅く仕事が終わった後に彼と待ち合わせをして、わたしの家に一緒に帰ってきて、ご飯を食べて二人でゆっくりしていたら、、
突然、地震が起こったかのような揺れがあり、その後、ピンポーンとインターホンが鳴りました。時刻は深夜の1時半過ぎ。
常人だったらインターホンは鳴らさない時間です。
怖すぎてその場から動けずにいると、今度はドアをドンドンと2回続けて叩かれ、またピンポーンと鳴りました。意を決してカメラを見ると、そこには誰も映っていませんでした。

彼がドアの穴から見てくれたのですが、その人はおじさんで隣の部屋に帰っていったので恐らく隣人かもしれない。と言われました。その夜は怖すぎて全く眠れませんでした。

次の朝起きてまた彼と話してると、
ピンポーン。

ドンドン、ドンドン。またピンポーン。
そして誰も映っていません。

もうその家にいることが怖くなり、次の日に実家に帰って親に相談しました。

翌日、母と一緒に一人暮らしの家に帰ってきて、片付けをしてると、またピンポーン。ドンドン、ドンドン。その時はドアノブ、ガチャガチャもされました。
すぐに警察に通報して、その間に母がインターホン越しにその隣人のおじさんと話してくれました。その方の言い分は、音がうるさいから静かにしてほしい、ここのマンションは壁が薄いから少しの音でも気になるんだ。ということを伝えたかったとのことでした。
そうこうしているうちに、警察が来て、出来事を話して、隣人の方との間に入ってくれたのですが、警察の話によると、隣人は何をしてるかわからない、名前と連絡先を聞いても何も教えてくれませんでした。今後事件に発展するようなこともあるかもしれないから、引っ越した方がいいと言われました。

その後、不動産会社に事情を説明し、すぐに新しい物件を手配してもらい、無事新しい家に引っ越すことができました。

引っ越しをするまではずっと実家にいたのですが、荷物の片付けなどで一人暮らしの家に行かなければいけない時など、ドアを開けて外に出るのも怖かったです。

まさか自分が隣人トラブルに遭うなんて思っていませんでした。
今でもピンポーンの音を聞くと、背筋がぞっとします。